もう見ていないが、もう15シーズンくらいやっている相棒という番組。再放送で爆発的に暇人の心をつかみ、国民的ドラマになっているので、知らない人はまずいないだろう。
水谷豊がもしもお亡くなりになったら、2代目右京とかにするんだろうかね。それとも、シリーズを消滅させるのか。まぁ、そんなことはどうでもいい。
この作品はミッチーまでは全部観ていた。
相棒は知る限りで
1.寺脇
2.ミッチー
3.成宮
4.反町
がいるが、ミッチーが一番好きだった。
成宮からはほとんど見ていない。
なぜミッチーが好きかというと、落ち着いているからだ。
せかせかする寺脇はこってりとんこつラーメンみたいで好きでなかった。
対するミッチーはあっさり塩ラーメン。顔も塩顔系イケメンだし。
成宮、反町はもう見るきすらしない。なぜだか。
しかし、午後9時に家族で見ているときに、一番最初の相棒の再放送がされたことが、10年くらい前にあった。
しかし、亀山が初めて右京との邂逅のシーンがお茶の間を凍らせるないようなのだ。
右京がAVを表情変えずに見ているというシーンなのだ。それはおそらく犯罪捜査によって押収した証拠品を確認しているだけなのだが、普通にAVの映像がながれて、あん!あん!とか喘ぎ声が、聞こえてくる。
この相棒のエロテロを食らったお茶の間は相当な世帯に登ったのではないか。
そのころ相棒はかなりの国民にもすでに知られていて、その最初の作品なので見てみようと思う家族も多くいたと思う。
相棒のイメージは殺人事件がおきて、右京が解決するという流れなので、そこにエロ要素が懐柔することはないという安心感が働いている。
つまり、親御さんも子供に悪影響なシーンはないと判断するはずだ。殺人は悪影響だと思うかもしれないが、今時コナンを知らない小学生はいないだろう。
そこに、このエロである。もちろん我が家も固まった。
こういうときって、なんか下手に喋ろうとするんだよな。空気を変えようと必死になる。それを家族が感じ取って、なんとも言えない雰囲気になる。
そして、見るのをやめ、お風呂に入る。
映画は頻繁にエロが登場する。特にハリウッド映画。たまたま出会った男女が、苦楽を共にするうちに恋に落ち、キスをして体を抱きしめあう。アドベンチャー系だとこういうのが圧倒的に多い。だから、こういうのは家族で見ないように心がけていた。
だから、ザ・チェイスだか、そんな映画を見たときもこの教訓は役に立った、つかみが面白くて、カーチェイスを面白くみていたが、途中でお風呂に入った。
そして、家族がいない部屋で、ちらっと続きをみていたら、カーセックスしだすんじゃないかくらいのエロシーンが映っていた。
あーあぶなかったと胸をなでおろした。
お茶の間を凍りつかせる番組というものはいつの時代もあるものだ。
昔は規制がゆるゆるで、しょっちゅうこんなことがあり、むしろ逆にエロに寛大な家庭が多かったのかもしれない。
しかし、うちはそういうオープンエロな家庭ではなかったので、こういう取締は歓迎だ。
もうその家族(定位家族)もいないんだけどな。だからそんな心配をする必要はないだろう。どうせ家庭(生殖家族)をもつこともないし。