図書館で読書したり勉強したりしていると、カツカツうるさい歩く音が聞こえてくる。それはハイヒールの音である。
図書館の中を流れる静寂の時。それが、ハイヒールカツカツ音でドキドキする。
なぜ、ドキドキするかというとハイヒールを履いて歩いている女はいい女なんじゃないかというイメージがあるからだ。
だから、あ!いい女が来た!と心のなかで思う。
しかし、一方で俺は女のことを基本的にバカにしている。スイーツ的な意味で。
それは街を歩いている女どもの話がくだらなかったり、馬鹿笑いしている姿がうざいからだ。頭の中は恋愛のことしか考えてない少女漫画的思考。
ほんと腸内フローラならぬ脳内フローラで頭がお花畑のおめでたい奴らだと思う。
しかし、バカにしつつも、気になる存在であることは間違いない。
オスに生まれてしまったがゆえに、逃れらないこのDNA。
しかし、世の中には男と女しか性別がない。オカマもいるが、男に生まれてしまった女であるから、結局は男と女のどちらかである。
男と女しかいないので、オスの運命から逃れられたとすると、女になるということだ。あのバカな存在にもなりたくない。もう死ぬしかないのか。
女のハイヒールはカツカツ。
俺の生活もカツカツである。
うわ、寒っむ・・・