自分をさらけ出す。
俺が一番やりたくないことだ。
自分をさらけ出せるなら、そもそも引きこもっていない。
自分をさらけ出せないから友達ができない。
さらけ出せないからクラスメート止まり。
精神的に言えば、俺は引きこもり生活の中で外殻を形成し、俺はその中で過ごしてきた。ナルトのガアラみたいに。
だからバイトもできない。したとしても、事務的な最低限の口しか聞かず、休み時間もボッチだろう。
この心の外殻をぶち破らないと俺は変われないだろう。
自分からぶち破るのは相当難しい。てか今の状態だと無理。
だから他人にぶち破ってもらうしかない。
あれ?俺は人を求めているのか。
これはFF8のスコール的だと思った。
スコール(どうして人は人に頼るんだ? 自分のことは自分で何とかすればいい。俺は誰にも頼らずに生きてきた。辛いことも苦しいことも飲み込んで生きてきた。…確かに子供の頃は自分1人でなんて無理だったさ。いろんな人に頼ってきたけど…。それは認めてもいい。いろんな人がいたから、今の俺がいる。今は1人で大丈夫。生きていく手段も身につけている。もう子供じゃないから何でも知っている…。ウソだ。俺はなにも知らなくて混乱してる。誰にも頼らず生きていきたい。それにはどうしたらいいんだ? 教えてくれ…誰か教えてくれ。誰か? 結局…俺も誰かに頼るのか?)
(Disc2中盤-ガーデン漂流中のワンシーンより引用)出典:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/6160/ff8/ff8squ.htm
このスコールのセリフを読んでいたらなんか目頭が熱くなった。
FF8は何回もプレイした。確かバラムガーデンの私室のベッドで寝そべりながらスコールが苦悩するとうシーンだ。普通にプレイしていれば軽く通り過ぎるようなセリフだが、これまでの俺の人生とシンクロするポイントもあり、考えさせられるセリフだ。
FF8を初めてプレイしたころ、まさかこんな人生になるとは誰が予想しただろうか。
誰にも頼らずに生きていきたい。
そう願った結果、俺は孤独になり、不幸の真っ只中にいる。
結局人は一人では幸せに生きられないんだろうな。