転売をして生計を立てていたが、在庫が実はまだ全然余っている。
ようやく重い腰を上げて現場に復帰した。と言っても、仕入れはしない。
山のようにある在庫をようやく掃く気持ちになったのだ。
しかし、落札相場検索サイトで自分の在庫の相場を調べていく過程で発見するパクリ野郎。俺と同じスタイルの同業者。
酷いやつになるとタイトル、商品説明、画像まで流用する。
転売最初の時期にそういえば、画像を丸パクリされたことがある。2,007年。俺のヤフオクデビューの年。初めて落札したのはCPUクーラーだった。取引相手のYAHOOIDすらまだ覚えている。
出品者側としてはエコバッグ転売でスタートダッシュを決めた俺だったが、次に仕入れるものがない。今もあるであろう５CHの転売で稼ぐ方法みたいなスレを見て、時をかける少女のDVDとかなんとかエルモとかを秋葉で仕入れていたが、せいぜいオク税抜きで２０００円程度のものだった。
事件がおきたのは、ルミネスというソフトを転売したときのことだ。もちろん写真を取るわけだが、ゴミみたいなカメラで全然見栄えが良くない写真で出品した。ところが、それをパクられた。それを質問欄から追及したら出品を取り下げたが、なぜ、あの写真をパクったのかがわからない。それこそ適当だったのだろうか。
こういうことは本格的にオクを始めてからも当たり前のように遭った。
目の上のたんこぶである同業者にやられると腹が立つ。しかも向こうのほうが稼いでいるからさもあっちがオリジナルでこっちがパクリかと思われかねないと思われる弱小あるある。
パクるなよ泥棒共。
俺が半年ぶりにみた同業者は俺の転売手法をパクっていた。丸パクリ。俺が開発した独自の売り方だったが、もちろん敵も落札相場を調べる時に容易に俺の手法はまるわかりになる。商品説明やタイトルにすべて書いてあるから。
それを俺がいない間に大々的に鬼のいぬ間にと、売上を伸ばしていた。
勝手に後継者になっていやがった。
でも手法をパクられるのはしゃーない。ただ、写真丸パクリはとさかにくる。
う～ん。しかし、これからまた新しく手法を編み出そうと思ったが面倒くさい。今まで通りでい～こお！
