クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

南雲医師の一日一食を実践した3ヶ月間の思い出

 

ところで、俺が今から5年前に南雲医師の少食、プチ断食系の一日一食ブームを起こしていたころに、同師の著書を今は無き亀戸サンストリートの書店で立ち読みした。それから飯抜きに興味を持ち、実践していた時があった。しかし結局3ヶ月程度で挫折した。奇しくも多くの人がアフィリエイトブログから撤退すると言われている期間だ。
当時を振り返ると、消化に良いものを少量食べていた。おかゆがデフォルトで、たまの贅沢は親子丼。しかし雀の涙ほどの御飯量だ。

 

また、胃腸に負担をかけることを極度に恐れていた。それこそ病的に。思い込みの力というものは恐ろしい。ベジタリアンの気持ちがその時にわかった。肉は不浄なものだと思いこむと体が肉に対して拒否反応を示すようになるのだ。実際に。
3ヶ月というのも怪しい。後半はチョコレートは別枠と勝手に設定し、400グラム以上一日に食っていたし(当時巨大な明治のミルクチョコレートがおかしのまちおかで300円で投げ売りされていた)ルールもユルユルになっていたため、実質2ヶ月も実践していないだろう。ただ、昼夜逆転生活のさなかにあったので、食生活の改善は見られた。なんせ、午前4時にスナック菓子を頬張り、朝の5時に就寝という自堕落の極みのような生活を当時送っていたからだ。

 

とはいっても、その3ヶ月間は少食、プチ断食に並々ならぬ好奇心があり、インターネットで情報を積極的に収集していた。そこで目に止まった断食の方法の一つで、間欠断食という断食法を知ることになる。
これは、一日置きに食物を摂取するという方法。
一日目、食べる→二日目、水以外の固形物を食べない→三日目、食べる→四日目、食べない。


これの繰り返し。つまり、食べない日は水以外何も口にできないというわけだ。
どこかの国の老人ホームで、普通に食事をさせたグループと、一日置きに食べ物を与えたグループに分けて寿命の実験をしたところ、一日置きのほうが長生きする傾向にあったという。


この間欠断食に俺はかつて挑戦したことがある。しかし、2ターンで挫折した。食べない日は本当につらかった。(慣れれば違うのかもしれないが)もう何のために生きているのかわからなくなってきた。精神状態は植物のようになり、生きているのか死んでいるのか曖昧な感じになり、○○欲というありとあらゆる欲望が薄れていく感覚を感じた。今思えば低血糖になっていただけかもしれない。引きこもりだったのでカロリー消費は基礎代謝以外全然なかったはず。

その間欠断食は結局4日間、2ターンをなんとかやり過ごした後、見事に風邪をひいた。それを機に間欠断食はやめてしまった。

 

一日一食であるが、確実に外勤のほうが明らかに実践しやすいだろう。
家にいると、食べ物の誘惑に常にさらされる(手がとどくところにある)ため、いつの間にか食事回数が増えていくのだ。
本当に毎日正午になるのを首を長くして待っていた。「ああ、腹減った・・・昼はまだか・・・」と。
昼に食べ、その後ずっと我慢する。

我慢できなくなると夜にも食べる。ストレス。
結局それ以降の3,4年間は二食がデフォルトになった。


それから、入院生活を経て3食に戻したが、ここに来て、食事回数が減ってきた。
ほんとソロスのブームとバストにみる株価の変遷みたいな動きだ。