なんか口座移動をしたり資産運用に興味が出てきた。
といっても、定期預金とか国債などの元本が保証されているタイプ。
もう株はとんとんで終わったが、FXで一日で16万すっちまうほどのドアホなんで、ちょっとばかりそっちに手をだして見ようかと思い立った。
普通口座に預けっぱでもったいない気もしてきた。転売してた時は月30~50万の中でお金が出たり入ったりしてきたのでこれ以外の貯金はホコリを被っていたことになる。
株やろう株やるんだと思ってたけど結局怖くてやってない。
まぁ、ものは経験ということで、ちょっと買ってみようかと思った。
う~ん。でもあれこれ調べていくうちに結局株に投資したほうが定期よりリターンがあることが統計的に明らかになったりして、結局リスクがある方向に転がって行きそうな気がする。自分のことは自分がよくわかっている。(周りに人がいないから)
定期なりに預けて寝てれば話は別だけど。
久しぶりのGMOクリック証券のスーパーはっちゅう君を開いてみた。
すると【重要】でマイナンバー提出しろとの催促。提出しないとどうなるんだろうな。2018年末まで猶予が在るらしい。こういうとき、俺はギリギリまで提出しないだろう。(または提出しない)夏休みの最後の日で全部終わらせる(または終わらず放棄する)人間であり、それは今も変わっていないからだ。偉そうにのたまうことではないのはわかっている。
俺が株取引をかじっていたころは、2015年末くらいだ。
そのころは任天堂が25000円から、DENAかなんかと提携して発表したスマホゲーがマリオじゃなくて、5000円くらいストンって短期間で落ちていたころだ。(その後、15000円まで落っこちて、そっからポケGOブームで32000円くらいまで急上昇して、なだらかに下がっていったことを覚えている。大学生の会話で、JC(ジャンピングキャッチ、天井付近で購入)して、塩漬けになっていることを嘆いているやつがいたけど、よく任天堂株を1単元買う資金持ってるなぁと思っていた。よくわからないけどミニ株とかあるのかな?)そいつにしてもそのまま放置していたら、今は大儲けだろうな。
その頃バイオ関連株が賑わっていた。そーせいとかカルナバイオ。特にそーせいは5000円の時期から見ていて、25000円くらいまで短期間で上昇する姿を指を咥えてみていた。でも、その後の顛末はお察しの通りだ。しかし怖い。2CHとかの書き込み見ても30000円代なんてあっちゅー間だろうみたいな書き込みが溢れていた。それに飲まれて買ってしまったら死んでた。
こういうことは為替でもあった。
1ポンドが180円代で取引されていた時、(俺が大損したのもこれくらいの時期)200円代なんてあっちゅー間(円安にどんどん向かっている相場)だなんて、2CHではこれまた言われていた。(よく書き込みを見ていた。(これがいかんのだがね))ところがそんな時がピークなんですよねぇ。それからすってんころりんと150円代まで真っ逆さま。怖い怖い。
絶対行ける!って時に相場というものは破壊しに来るんだなと思った。山王の深津みたいに。しかし、最近話題になった半月くらいの連投記録&20年ぶりの記録更新みたいなヤフートップになるくらいの記事。
渦中にいると楽しんだろうなと思う。自分の財産がモリモリ増えていくんだから。熱狂もする。
でもつい最近ポキって折れた音がした。
連闘の最後の方で参戦した人はアウトだろう。
いや、また勢いを取り戻すかもしれないか。可能性ならいくらでも並べられるが。
俺がFXで最初に1万の損失をした時もそれだった。ずっと上がっていて、俺が買った瞬間下げるという。そしてそんなこんなで往復ビンタを食らっていると、自分の行動を誰かに監視されているかのような錯覚に陥ってくる。俺の行動を皮切りに相場は俺の思惑とは真反対の動きをするのだ。リアルタイムで。
確率は90%を超えていたと思う。体感では。そんなこんなで16万以上吐き出してしまった。苦い記憶だ。その日の最後の方なんて、明らかに一方通行でわかりやすく上げているのに、ちょっと上がっては利確、ちょっと上がっては利確をしていた。完全に養分パターン。いくら事前に損切りは大切、利は伸ばせって言われてても、莫大な損失を抱えていると、せこせこ利確に走る。体をガクブルさせながら・・・。
その前には手を出していないけど、シミュレーションに感情移入して、雇用統計ギャンブルで心臓が止まりそうになった。(ギャンブルにはたまたま勝った)息ははずみ、冷や汗で顔は真っ青になっていた。しかもこれは電車内での話。明らかに回りの視線が痛いものを見る目で、逃げ出すおばさんもいた。いったいどんな形相をしていたのだろうか?
これを実弾でやっていて損した日には心臓発作で死んでたと思う。
やっぱあらゆる面で俺はFX(ギャンブル)には向いていないんだなぁと今更思った。
俺がやっていたことは投資ではなかった。
ギャンブルだった。
なんとなくチャートを見て、なんかきそうだなという勘だより。
年次報告書なんて見たこともないし、キャッシュフローの本も読んでみたりしたが、わけわかんなくて投げ出す。数字アレルギーなんだろう。
本とかみても図表とかグラフを見るとほっぽりだしたくなるし、数字だらけのデータを見ると理解することを放棄する。
その結果が、チャートで「きてる」と勘が働いた時になんとなくでクリックするダメ取引。
あとは、2CHの今買えばいい株みたいなスレを見ながら、投資するみたいな。
耳で相場をはったり、掲示板を見て投資をする。
どんな投資哲学の本にも、やっちゃいかんことリストに並べられていることだ。
多分、エンターテイメントとして株を楽しむ人は俺みたいな感じなんじゃないか。
そして損をしていても、少額だからなんとなく辞められない。(たまに儲かったりもするから)
う~ん。エンターテイメントか。確かに上がっているときは興奮する。働かずして金が増えていくんだから。脳汁やばい。
遊びじゃないんだから。
俺がやっていたことは投資とは言わないだろう。
エンターテイメントとかギャンブルだった。
遊びだった。
馬鹿だった。