ザ・ノンフィクション「ボクを知って下さい2」を見た。
放送日時:2017年10月8日(日)14時〜 フジテレビ
2015年に難病指定されたウィリアムズ症候群。
知的障害を伴うものの、なぜかことばが達者な人が多いことでも
知られている病です。
「自立よりも恋愛がしたい!」と熱く語っていた青年、紘輔。
私たちは今回も、彼のことば、彼の想いを、じっくり聞き、見つめました。27歳になり「なりたい自分になるんだ」と覚悟を決めて飛び込んだのは、
自立のための寮。まずは、1ヶ月の体験入寮のため、生まれて初めて
親元を離れて暮らすことにしたのです。
自立するって、どういうこと?
自分にとって、家族とは何?
そして、自分自身って一体、なんなの?
親と暮らした当たり前の生活を失うと、
いろんな事が見えてくるものですよねぇ。
紘輔も、未知なる世界に飛び込んだからこそ見えてくる様々な問いに、
真正面からぶつかっていきます。たのしい事、めんどうな事、
さみしい事、つらい事・・・。人生のいろんな場面が濃縮された時間に、
彼の心が刺激されていくのです。そして、いろんな想いを語ってくれました。
障害を抱えながらも、一歩ずつ、一歩ずつ、
丁寧に人生の階段を上る彼の姿を見たら、
みなさんは何を感じ取ってくださるでしょうか。。。?
3連休の中日ではありますが、ぜひ、時間を止めて、
人生をちょっぴり、感じてみませんか。
このシリーズの1も視聴済。
前回は渋谷に大政絢の握手会に行く所を放送していた気がする。
最後にかわいい寮のスタッフに一目惚れ?したかで寮入りを即決したところまでが放送されていた。
その第2弾。
思ったのが、彼の「自分を変えたいんだ!」っていう気持ちはとても尊いものだ。
凄い。
ちなみに彼はずっと清掃の仕事をしている。
金勘定が苦手な病気なので、親にいったん稼ぎを預けて、必要な分だけお小遣いとして35,000円を渡され生活しているということだ。残りの稼ぎはおそらく息子のために貯金しているのだろうと推察される。
親も心配がつきない。
これまでさまざまなご両親の苦労があっただろう。ウィリアムズ症候群の人は人懐っこくて、どんどん会話に参加していくというのが本来の傾向らしい。
しかし、社会では子供の頃はそれでかわいいかわいい言われていてもおとなになってしまえば、ウザイやつになってしまう。
そのことを両親は承知していて、なるべく目立たないようにと言い聞かせてきた。
また、彼は障害者故にいじめられてきた。新品のシャーペンを隠されたりとか、何処の世界にもいるゴミクズにより翻弄されてきたそうだ。
彼の後輩の中3の子供も同様にいじめられていて、しょーがないんだよと彼に言い聞かせていた。もう、そんな経験はしすぎていて、慣れっこなんだろうなと思った。
でも彼には頼れる兄がいて、その兄の行きつけのバーの顔なじみの叱咤激励により、人生長いんだから道中楽しめよみたいに思うようになっていった。
そして、彼の最終目標である恋愛をするために、自分を変えようと決意して、体験入寮のはずがずっと入寮することを決める。
ミーティングでも自分と人との距離について女の子から、ぐいぐいきたり、不必要なボディータッチをする人はちょっと・・・みたいな話になると、自分を重ねたのか黙ってしまった。
寮の中の生活も四苦八苦。今まで親まかせだった家事を自分でやらなくてはいけない。場所がわからないと親に電話をして聞いていたりした。
自立のために彼はがんばっていた。
エライよなぁ・・・。
彼のことは第1弾から、気になっていた。
今回の第2弾も、冒頭を見たときに、「ああ、彼か!」とすぐ思い出した。
渋谷、恋愛に執着心、実家ぐらしだった。
なんか俺とシンクロするものがある。
彼を見習って俺もなんとか動きたいんだけどねぇ。
それはまた別の話・・・(森本レオ風)みたいな感じで終わります。