最近は食べすぎている。
家にいると、ついついつまんでしまう。
つまむものがなくなると、長い時間をかけて料理をし始める、作る時間、食べる時間、食器を洗う時間、食器を拭く時間、食器を片付ける時間、実に多くの時間が消費される。
暇つぶしという観点からは好都合なんだろうが、俺の今の状況で潰せる暇はない。
それにしても、食べ過ぎると気分がぐったりする。
消化に時間を取られたりすることで頭に栄養や酸素がいかなくなるということなんだろうか。
栄養をとって体にいいことをしているはずなのに、過剰だと体にとって明らかによくない気分になる。体にとっては余ったいらん栄養なので、拒絶するのは当たり前といっちゃ当たり前か。
そして、体調も芳しくない。
早速今日も右喉に鈍い痛みを発生させている。こういうときは黄色信号だ。
以前は喉から来る体調の悪さも若さ(抵抗力が高いと勝手に思っている)で対抗して、油断しない限りは自然治癒したものだが、最近は油断すると大量の菌の侵入を許してしまう。
正門を突破されたが最後、平常レベルに戻るまで1週間、完全元通りまで2週間という地獄コースが待っている。
これは、今までの経験からわかっていることで、今年の夏もそれにかかった。
そして、この事実は二日目、三日目に喉の痛みが本格的になっていき「ああ、風邪引いたな完璧」と思うところで確信に変わる。
すると、もう自分の抵抗力で一晩で勝手に治してくれました的な一夜城やデスノートのジェバンニのような芸当はできない。
ゆっくりゆっくり苦しみながら徐々に治していくしかない。
しかし、この夏俺は値千金のアイテムの存在を知ることになった。
何度も風邪を本格的になる前に食い止めてきた「銀翹散」だ。
葛根湯の仲間みたいな感じだが、喉から来る人用らしい。
これで今まで3,4回、起床時に喉が痛くなった時も、これを飲んで大事にならずに事なきを得た。
そして今日も飲んだ。カネがないので1日一包。
翌日まで痛みが残っていたら翌朝もう一包という感じで服用しているが、今のところ大事に発展するということはない。
しかし、これがフラグになってしまう気がしてならない。
はてさて、銀翹散の連勝神話はどこまで続くのか。