小室哲哉って天才だなぁって思う。
しかし詐欺で逮捕されたことがある。でも自分で著作権を抱えていたら逮捕されなかった。
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上記、入院前の下書き
ところで、西村博之という実業家がいる。
2chを作った人。
電車男が流行っていた時に、書類にちょちょいとサインしただけで2億くらい儲かったとか言っていた。その他にも莫大な広告収入があり、お金持ち。
ただ、彼には「収入が上がっても、生活レベルは上げない」という信念めいたものがある。
理由は、一度上がった生活レベルを下げるのは非常に難しいし、彼自身そのような人は殆ど見たことがなく、自分も一度上がってしまった生活水準を下げることは困難を極めるだろう。だから、生活水準は上げないという考え方だ。
これと対極なのが、小室氏。
彼は98年ごろまでは、それこそ世間が認めるヒットメーカーであり、収入も莫大でワンピースの尾田栄一郎先生くらいの収入があったという。
しかし、その後宇多田ヒカルが出現し、小室氏の時代は終わった。(事実、彼自身宇多田ヒカルちゃんが自分の時代を終わらせたと述懐している)
世間が小室氏の楽曲から離れていき売れ行きも激減していった。
しかし、一度上がった生活水準を収入の低下に合わせて下げられない彼は、以前のような豪遊に近い生活を送っていた。
海外にスタジオを作って音楽活動により以前の威光にすがり、私財を投入して音楽に投資をするも、結局失敗。
ジリ貧になり、ついには、自分の弱さから投資家を騙して、5億円詐欺事件を起こしてしまう。
極端な例だが、一度上がった生活水準を下げるというのはそれほど難しいことなのではないかと思う。
だからひろゆきのように、あえて上げない。
しかし、人って金が舞い込んでくると、ブランド品とか買い漁っちゃう人が大半のようだ。(今の時期だとモンクレールとかカナダグースのような10万超えのダウンを着ている人をよく見かけるけど、それがこういう人たちなんだろうなと思ってしまう)
これが人間の本能だとすると、金はたまらない。
収入が上がった分だけ、消費すれば、プラマイゼロとまではいかないが、金のたまるスピードは対して変わらない。
しかし、ここで自分を諌めて、生活水準を維持して貯蓄に回せば金はたまる。
ないものねだりで指を咥えてショーウィンドウの中の高級品が、自分の手の届く範囲に入ってくると思わず手が出ちゃうんだろうなぁ。
だから、一度上がった生活水準を下げることはもちろん、生活水準が上がる機会が到来したときに、あえて現状維持の選択をすることもまた難しいのかもしれない。