ひょんなことからだ。
カール1世という素晴らしい皇帝を見つけた。
ふとしたことから、「マリーアントワネット 雅子」で検索したら知恵袋がいっぱい出てきた。知恵袋を辿っている内に
こんなページを発見。
そこでエリザベートなる人物を初めて見つけた。
出典:
絶世の美女ということで有名だったらしい。
そして、とんでも皇后様だという。誰かさん(まだ皇后じゃないけど)のような。
それは置いておいて、オーストリア最後の皇帝のカール1世はこのお方の夫であるフランツ・ヨーゼフ1世(国父)の又甥。
次期皇位継承候補者、皇太子ルドルフ、カール・ルートヴィヒ、カールの父のオットーフランツがバタバタ死んでいく。フランツ・フェルディナントとカールだけになってしまうが、フランツ・フェルディナンドは第一次世界大戦の引き金となった1914年のサラエボ事件で暗殺。そして、1916年にフランツ・ヨーゼフ1世がいよいよ崩御。結局当初皇位継承順位5位だったカールが皇帝の座に。そしてカール1世となる。
カールは前線の兵士や窮乏生活に忍従している国民のことを気をかけており[25]、証言によれば戦場を訪問した際にカールは思い余って落涙したことが何度もあるという
また、ある写真家の前で「誰もこのようなことを神の御前で申し開きすることはできない。できるだけ早くこれを終わらせなければ」と涙を流しながら述べたこともある
カールは自分の権限を利用して戦争の悲惨さを和らげようと努力した。ドイツの大本営の司令官ハンス・フォン・ゼークトが東部戦線で毒ガスを使用しようとしたが、それに反対した。またイタリアの諸都市を砲撃することにも反対した。そうすれば合衆国が参戦してくると知っていたし、一般市民を攻撃の対象にすることは絶対に許されないと考えていたからである。
戦争による貧窮と食料不足を見て、カールは自分の家族の生活水準を引き下げた。皇帝の家族は一般人と同じ配給を受けるようになった。部下たちの驚きをよそに、バーデンの司令部では白パン食べるのを止めた。カールの命令で、そのパンは病人と負傷者に配られた。列福調査の「徳」に関する調査では、「個人的な利益を得ようと、君主としての地位を利用することは一度もなかった。その反対に、常に正義をもって行動し、国民の利益のため、神の国の発展のため、教会の自由のために働いた」としている。
このように、本気で国民を心配していたらしい。
世界史を少しかじってみたものの、こういう王様は中々いない。
どうやって支持率を下げずに国民を苦しめるか考えているレベルEのバカ王子みたいな奴ばっか。
これ言い過ぎだが、国民の苦しみよりも自分たちの贅沢な暮らしを維持することを優先するような王様が多いという印象だった。
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以上2ヶ月前の下書き。
図書館で世界史を勉強していた時のころの下書きだ。
今でもこのカール1世は印象に残っている。
今読み返してみてもこんな成人君主みたいな皇帝がいたんだなぁと驚く。
そしてこういう人ほど早く逝ってしまう。死後福者となった。
う~む。それだけ。