しかし、気になることがある。
伊豆高原から帰ってきた後の1週間のこと。
やっぱ気になる。
いつもよりその1週間だけ長く感じるのだ。
入院して帰ってきてからの1週間は特にそんなことは感じなかった。
この差異はいったいなんなんだろう?
家を開けた期間は
入院→4日
伊豆→13日
期間の長短なのか。
それとも環境?性質?
旅行と入院は明らかに性質が違う。
旅行→プラスの体験
入院→ネガティブな体験。体をマイナスから0に戻すために仕方なくするもの。
伊豆高原は新鮮だった。
入院のような受動的でなく能動的に地元と全く違った環境に身を置いたのは相当久しぶり、といか自我を持ってからは初めてかもしれない。
地元に帰ってきて、誰もいない家に帰った時に無性に寂しい気持ちが襲ってきたのもその日だけだった。
翌日には伊豆高原に戻りたいとかそういう気持ちは消失していた。
そしてそれからの一週間がいつもの一週間よりずいぶん長く感じたのだ。
伊豆高原と地元で無意識に比較をしていて2倍の情報量を脳内で処理していたとか?
するとその処理に追われて短く感じる気もするが、実際は長く感じている。
すぐ慣れたと思ったけど、無意識下では全然そんなことはなくて、慣らし作業をしていたとか?
なぜなんだろう?
結局わからん。
けど、生活環境をがらっと変えると何かがリセットされるのかもしれない。
これを一日一日の単位でやったら毎日が新鮮に見えてくるかもしれない。
しかし、30の働き盛りと言われている年齢で無職状態で2週間もお気楽旅行しているサンプルはそうはいないだろうから、永遠の謎だ。