今日、原宿という街の恐ろしさを知った。
それは若者のパワー。
決して俺とは相容れない価値観を持つ若者で構成されている魔境。それが原宿。
他の街と一線を画すのが街を歩いていてたまにドキッ!とする厚化粧の娘がうじゃうじゃいるとこと。渋谷にもいるが、渋谷は年齢層が上がるし、リーマンやOLなども交じるけど、原宿はまじりっけなし、といった印象。若者しかいねぇ。そして、可愛い子もイケメンも多い。
こりゃもう、メタルスライムやはぐれメタルとめちゃくちゃエンカウントするみたいな感覚だ。
ここはまさゆきの地図なのか。
場違いなおっさんへの風当たりも強く、若者のエネルギーの殺傷力も高い。
他の土地の比じゃない。
むしろメタル系とエンカウントしないほうが珍しいというあべこべなことになっている。
視線恐怖症を克服した俺だったが、ここは相当難易度が高い。
結局今日は負けた。完敗。
視線恐怖のまま俯いてさっさと年齢層が上がる渋谷へ逃げ、代々木公園で回復。
次こそはリベンジだ。
正面向いて堂々と若者だらけの原宿の街を無感情で通り抜けられたら俺は相当すごいぞ。
ラストダンジョンは竹下通り。
竹下通りには入ったことが何回かあるが、雨で傘をさして俯いていることがほとんど。
店に入ったら最後、しりの毛まで毟り取られるという黒人も控えてるし、まさにラストダンジョン。
あそこを平常心で単独で突入して抜けきったら俺に怖いものは何もない。
はぁ・・・。街を歩くのってつかれるわ。精神的に。