2尾入っている。
1.明日が消費期限のサバ⇢2割引き
2.今日が消費期限のサバ⇢半額
合計4尾。
18日加工。この時点で気づくべきだったのかもしれない。
家に帰って、半額の奴から処分しようとラップを剥いで、魚を取り出そうとするも崩れ落ちる。
あ、やっちまったなこりゃとこの時点で思う。
しかし、焼けばいいじゃんと思って念入りに焼いた。
そしたら焦げくさくなった。
コレでいけると思ったが、臭いがヤバイやつ。
恐る恐る食うと繊維が細いというか老人の使い古された筋肉を噛んでいる感覚に陥った。
苦いわ臭いわで俺はなんでこんなもん食ってんだろって気になってそれに耐えきれなくなってゴミ箱に捨てた。
冷凍庫に入れておいたもう一切れも捨てた。
100円溝に捨てた。
次に2割引きのやつの一尾を焼いた。
そしたら問題なさそうだが、先ほどのトラウマで余り美味しくない。
早速腹の調子がおかしい。
結局新鮮でない魚を5割増しの値段で買ってしまった。
また1つ勉強になった。
割引につられて新鮮でない魚を買うと腹痛と1.5倍の出費になる。
さて残りの2割引きのほうの一尾をどうするか。
冷凍して明日ダメ元で食べるとしよう。
憂鬱だ。
もう買わない。
買ってしまったものはしょうがないとして、腐敗を見た瞬間捨てれば最良の損切りだった。
焼いて食べてしまったが故に、ガス代、水道代の無駄な消費、腹痛、嫌な気分で食べる、食うんじゃなかったという後悔その他もろもろを味わった。
100円損したなぁでゴミ箱に放り込んでしまえば、これらは味合わないで済んだ。
しかしそれは感情がそうはさせまいとしていた。
ここで躊躇なく捨てられるようになれば勝負事で一皮剥けられるかもしれない。