万引きで逮捕されたマラソンランナーのニュース。
大抵はうまくいく。
しかし一回の失敗で全てを失う。
これって利小損大・コツコツドカンにやっぱ似ている。
やっぱ、というのは前に同じような記事を書いた記憶があるからだ。
あとは、痴漢とかドラッグとかも似たような性質がある。
軽い出来心で犯罪に手を染めて、それがバレずにうまくいった。
2度目、3度目とうまくいったら何度やってもバレないんじゃないかと思いそうだ。
そして犯行を繰り返し、当たり前になり、悪を悪だと感じなくなる。
習慣になり、日常の一部になる。
この、犯行がうまくいくと、それは勝利である。
パチンコや競馬でバカ勝ちして大儲けするというような大きな勝利ではなく、微々たる勝利、小さな勝利。
こういう常習性のある犯罪に手を染める人たちは俺が図書館で見た超凡思考という本やホリエモンが言っていた「小さな勝利」を獲得してしまった。獲得すべきではいけない小さな勝利を。
小さな成功体験を重ねて自信をつけていくという方法論。
さっきの太字の文章を小さな成功体験に変換してみると、
軽い気持ちである分野の勉強をはじめて、それがうまくいって楽しかった。
2度目、3度目とうまくいったら何度も楽しくて勉強する。
そして勉強を繰り返し、当たり前になり、勉強を勉強だと感じなくなる。
習慣になり、日常の一部になる。
こうなる。
小さな勝利を正しいベクトルに使う人。
小さな勝利を間違ったベクトルに使う人。
たどり着く先は対極にある。