ついに読了した『俺物語!!』
感想は
読むんじゃなかった・・・
まじで死にたくなる。
何か読んでて休日の散歩を思い出した。
街に溢れかえっているアイツラ。
手をつないだり腕を組んだりして歩いている幸せ宣言を態度でしてるカップル連中。
そいつらの日常の一例を読まされている気がしてならなかった。
そして大体読了して数日経過すると主人公の名前すら思い出せなくなるレベルの短期記憶力の俺でも主人公の名前は覚えている。
名前は剛田猛男っていうんだけど、ドラえもんのジャイアンを経由することで思い出すことができる。
推定2m、120kgの巨漢。
大きさ的にはボス猿(スラダンの)くらいだろう。
とにかくコイツの心の声がうっさい。
大和ぉ(彼女の名字)
好きだ
↑こればっか。
途中でよくある漫画のごとくライバル出現とか運命に引き離される展開がこの漫画にもある。
ただ、主人公のスペックが高くて、更に弱点やミスは無二の超空気読める親友が全部拾ってくれるため、危機感がまるでない。(まぁ、こういう系の漫画に危機感を求めるのもアレだけど)
だから最初は面白かったが、終盤に行くに連れて食傷気味になってきた。
オチも王道。
なんか10年前に読んだ花より男子と似たような感じの展開。(というか少女漫画はみんなこんな感じなのかな)
こういう物語を好き好んで読むのが女性。
なんとなく男と女で異性に対して求めるものの優先順位が違うのもわかった気がした。
意外と少女漫画って女心を理解するのに役立つツールなのかもしれない。
男目線だとエロい事に繋げる(桂正和先生のアイズとか)し、それが思春期の男の性というものだと思う。
俺がいた男子校(中高)でも周りのクラスメイトは檻に閉じ込められた性に飢えた野獣のようだった。(一部)
でも女からしたらそれはちょっと・・・なんだろう。
手順を踏まれたいんだろう。
そういう生き物なんだろう。
多分。
それにしても、最後に沖縄でホテルで二人きりになる展開があるんだが、そこでヤッたのかどうか気になって眠れない(嘘)
(表現があいまい。まぁその後両親と目を合わせていたことから未遂と解釈した)