まだ続く。
コンプレックスは幼少の頃から持っていて、中2の時に複数人から指摘されて思春期も重なって性格が変わってしまった。
それから、気にしたり気にしなかったりしてとシーソーのようなバランスでやってきた。
自分を鏡で見ると変だなぁと思うけれど、大人になってからは時々しか言われなくなった。言われる人間がいなかったというのもあるけれど。
街で野生のドキュンとエンカウントした時も、ダイレクトアタックでなく、○○に似ているとかダサいとか間接的な攻撃だった。
あいつらに配慮なんてものはないだろうから、本心なんだろう。
何か違和感を感じつつもソレが分からず、そういう暴言を吐いたのだろう。
もしかしたら、自分で思っているよりマシなのかもしれない。
てかそう思わないと豆腐メンタルの俺はやってけなかっただろう。
いままでよく生きてこれた。引きこもってなかったらこの世にいないかもしれん。
とは言え、昔は散々ダイレクトに言われたし、今も稀に街で俺に向けられた攻撃か会話でたまたま発言したものなのかわからない言葉が聞こえてくる。
コンプレックスについて街中で声が聞こえてくるとびくっとする。
聞こえてくるだけで、目の前が白く薄くなって、脱力の感覚がする。
ショック・・・の感覚。
そう言えば、昔ギャルの女に電車キモいと言われたことがあった。
今思い出すくらいだから、さしてトラウマに感じていないんだろう。
キモいという自覚があったからかもしれない。