父さん母さんありがとう~
って歌がモー娘。にあった。
大学まで出してくれた。
養育費用は1000万を軽く超えているだろう。
中学から大学まで私立だった。
1000万、2000万もつぎ込まれた存在。
それが俺。
結局の所俺は手塩にかけて育てられたんだろう。
温室で丹精込めて育てられたんだろう。
けど皮肉なことに外気に弱くなってしまった。
家から追い出すと脅しをかけられたのも一度や二度じゃない。
でも追い出されなかった。
ヤフオクで仕事してるとして家に居場所を作った。
在庫で一室を埋め尽くしちゃってガチギレされたこともある。
めっちゃ我慢してくれてたんだろう。今思うと。
でも自分の中では土日も平日も関係なく一生懸命頑張ってた。
でもなぜか赤字。
秋葉時代の貯金の200万もすっ飛んだ。
月々の運送会社に支払う10万ほどの送料を支払うにも苦労した。
どん底。
精神ズタボロだった。
そんな時に親にガチギレされて親の前で嗚咽を漏らしたこともある。
損切りを覚えてからは軌道に乗って在庫も一室を潰すレベルではなくなったものの、定期的につつかれる材料となった。
俺の親は自分の子供に対して甘かった。
そう思う。
厳しい親ではなかったと思う。
俺は甘えていたんだろうね。
親に依存していた。
学校帰りに友達と繁華街に繰り出すなんてことはしなかった。
バイトもしなかった。
学校以外は全部家にいた。
コンプレックスを得たからというものの、学校以外は全部家。
家の依存度が他の人よりも高い。
容姿がよくないため、外に出たいとも思わなかった。
義務的に学校に行って、直帰。
家にはゲームがあって、それだけで満足だった。
彼女とかどうでもよかった。(と記憶している)
まぁそれが通用したのは高校までだった。
コンプレックスだけじゃない、周りの環境とかも在る。
しかし、結局は自分の在り方なんだろう。
自分が弱かった。
俺は弱い。
誰かさんのセリフじゃないけど。