名誉が欲しい。
自己承認欲求。
自尊心。
他人から特別な存在だと思われる人物になりたいという気持ち。
本当に邪魔だ。
これがなければもっと自然体に生きられる。
どうせなれない。
俺は努力できない人間だから。
なら努力できない自分を受け入れるべきだ。
今まで30年自分と付き合ってきた。
自分を誰よりも知っている。
これから頑張るなんてことはできないだろう。
ダラダラ毎日を過ごして、金がなくなったら仕方なく働く。
そうやって生きていくんだろう。残りの人生。
世間的には負け組の生き方だろう。
でも負け組の何が悪い。
負け組である事自体は悪いことじゃない。
勝ち組で汚いことやってる奴らのほうがよっぽど悪い。
この負け組=悪いみたいなイメージは名誉欲の裏返しのような気がする。
もし努力するとしたら、
努力していたら偉い人になっていた
結果が勝手についてきた
というパターンのほうがいい。
偉い人になるために努力する。
ちやほやされたいから努力する。
そういう人間もいるだろう。
その中でも願うだけの人間と、実際にこなしてしまう人間がいる。
俺は前者だった。
自己承認欲求は人並みにあった。
だが努力できなくば何も得ることはできない。
地位、彼女、高い給料、仲間。
努力できないから、それらは潔く諦めるべきだ。
ないものねだりは意味がない。
偉い人
クズな人
誰が決めたんだ?
俺は振り回されすぎ。
自分がない。
いや、自分はある。
ただ、他人本位なのが苦しみの原因の一端。
自分本位、真の意味で自分本位になれば苦しみから解放されるかもしれない。
ないものねだりを捨てきれば常に心の中にあるモヤモヤが晴れるかもしれない。
外野からのガヤうるさい。
そんなもんは無視すべき。
いちいちかまうな。
よけろよけろ。