上の音声で泣いた。
動画ではない。音声しか入っていない。
X japanに思い入れがない人は???だろう。
XJapanの2017年のライブでの一幕。
曲名はLonging 〜途切れたメロディー〜
ツアー最終日。Longing は最後の方。
ボーカルのToshは歌い出しで声が枯れてしまう。
ファンがToshlを助けてこの曲を合唱するという流れ。
この状況がサビの歌詞Sing without you.と重なっている。
Toshlが歌えなくてもファンは歌う。
またToshlの涙声が涙を誘う。
(あえて勝手に物申すが)彼は容姿に恵まれていないと思う。
彼に対してコンプレックスを持つ仲間同士という意識も自分の中にある。
Toshlを見ていると自分を彼に投影することがある。
勿論彼には運も才能も仲間もファンもいるから俺とは違うし、雲の上の人だ。
彼は死ぬほど利用されて金を全て巻き上げられたという過去がある。
洗脳の過程でコンプレックスを徹底的になじられ、折檻されたという。
それを10年以上も。
XJapanというバンドは事実は小説より奇なりというぐらいドラマチックな存在だ。
バラエティー番組に積極的に出演し、お茶の間の人気を獲得。
決して王道じゃないのに、売れる。
ボーカルが洗脳され、バンド解散。
その5ヶ月後にバンドで最も人気があったhideが死去。
10年の時を経て再結成。復活。(復活時Toshlはまだ洗脳中)
Toshlの解けないと思われていた洗脳が解ける。
その数年後に元メンバーのタイジも死去。
一番の衝撃はやっぱhideの死か。
(葬儀に約5万人。後追い自殺が相次いで、メンバーが声明を出すくらいの事態となる)
もうhideが死んでから今年の5月2日で20年経ったんだなぁ。
Xの動画を見てから、Toshiとyoshikiがいるバンドにhideが一メンバーとしておるのが不思議な感じがした。だって、同じバンド内にカリスマが2人いるんだもん。
(個人的にhideはソロ活動の時の印象が強い。(当時俺は中防))
なんなんだ、この盤石な体制は!と思ったのが1年以上前になるのか。
hideは死んで伝説になり神格化され永遠のカリスマになった。
hideの死がXJapanをより高い地位へと押し上げた気がする。
まぁXについてはこの辺にしといて、
そうそう泣ける機会なんてあるもんじゃない。
同じ題材で泣こうにもロキソニンのように使う度に効き目が弱くなっていくのは否めない。
泣ける時に泣いたほうがお得。
泣くことは最大のストレス解消だからだ。
初見だと尚更。
だから、泣ける時に思いっきり泣けば貴重なストレス解消の機会を最大限に生かすことができる。
声がでなくなったのは演出とは考えないでおこう・・・。