図書館開館より10分くらい遅れて到着。
カラマーゾフの続きを読み始める。
第8編ミーチャ⇢第11編兄イワンの続きまで。
ページ数にして700ページほど読む。
所要時間8時間半。それまではねっとりした速読という感じで読み進めていた。(予め4巻の3巻のあらすじを頭に叩き込んだ)第11編から片時も目が離せなくなり(一字一句に細心の注意を払うレベル)、大幅に読むスピードが遅くなった。
この8時間半。小休憩は入れたものの、トイレにも行かずに机にしがみついていた。
それにしてもストーリーが面白い。
父殺しの犯人が気になってどんどん読んでしまう。
11編になってからは今までの伏線が一気に回収され出し、 いよいよ本編のクライマックスに差し掛かろうとして俺の興奮も最高潮に達す。
自画自賛ながら我が集中力はすごい。
周りの連中は度々席を経つが俺は8時間以上ぶっ通しで席にしがみついていた。
こんなやつめったにいないはずだ。
この集中力を別の何かに継続的に当てられたらと思う。
しかしこの集中力は「ハマらないと」続かない。
だからハマらせる必要がある。勉強に当てはめるにしても。
俺の経験では、教科書の頭から地道にやるやり方ではハマることは決してなかった。
過去問から逆算して必要な知識をその都度吸収していく方が理にかなっている気がする。
何れにしても基礎をやることになるが、目的がわかってる地道な作業と、目的があやふやな地道な作業とではモチベーションが違ってくるだろう。
口ではいくらでも言えるが、実際にやる気はしない。誰かやってみてくれ。
この小説に20時間は余裕で使っているし、最後まで読むと40時間近くになるかもしれない。
これは一般的なRPGのクリア時間くらいだと思う。
40時間も投資なしでこんなにも楽しめるなんてお得なんだろう。
しかも世界的な名作であるため、出来は保証されている。
だからクソゲーで時間を無駄にした!なんてことはないはずだ。