クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

ドストエフスキー著 カラマーゾフの兄弟 感想 ※ネタバレなし

 

読み切った。

ついにカラマーゾフの兄弟読了。

エピローグまで含めて全て読んだ。

今日は7時間。30時間くらい費やしたことになる。

 

最後危なかった。

なぜなら、猛烈に泣きたくなったからだ。

 

なんか知らないけれど猛烈に泣きたくなった。

心の中にあるものを突如として全部吐き出したくなった。

膿を出し切るまで。

 

でも図書館にいたから残念ながらできなかった。

 

亀山訳のものを読んだのだが、まだ読んでいないところがある。

ドストエフスキーの生涯』と『解題』

とくに後者は特に期待している。

 

二周目の推奨読み方まで書かれてある。

たしかに一周じゃとてもじゃないけど消化できない。

まだふわふわしている。

 

誰か忘れたけれど、このカラマーゾフの兄弟に取り憑かれて、十数回も読んで、諳んじれるような人もいたらしい。

まだまだ、しゃぶりつくせていないので、二周目もいったろか

と思ったけれど、借りられてた・・・。序文もう一度読みたいのに。

 

まさにRPGの楽しみ方そのもの。

一周目は通常プレイ。

2周目以降で変則プレイの楽しみがやってくる。

 

ある人は、サブイベントを全部こなしたりアイテムコンプリートをしてとことんしゃぶりつくして極めたり、またある人は、RTAで最速クリアを目指したり、低レベルで可能な限り進み、ボスは通常プレイでは到底考えつかないような方法で倒したり・・・という楽しみがRPGにはある。

 

それと同様にしてこのカラマーゾフについても、まだまだ探求すべきところは山程ある。時系列を完全に頭に入れた上で重畳的に読んだり、交差的に読んだり、登場自分物の頭の中を徹底的に突き詰めたり、まだまだしゃぶれそうなところは山程ある。

より分析的に読む2周目は長編の名作ならではの楽しみと言えるかもしれない。

(一度も試みたことないけど)