図書館にいる若い女。
1人だとおとなしいが複数になるとヒソヒソ話が始まり「さ行」が耳に刺さりウザい。
注意はしない、睨みもしない。でも一瞥はする。呆れた目で。
なにくわぬ顔、そしらぬ顔をして本に目を落とす。
我慢の限界がきたらイヤホンをする。
常識人装ってる。
おまえらなぁ~。ヒソヒソすれば許されると思っとんのかぁ~。
ヒソヒソは免罪符じゃねーんだよ小娘。
本当はなじってやりたいが、それやると出禁(精神的出禁)になるんでやらないし、やる勇気もない。
忍耐。図書館で忍耐も学んでいる。
このまま社会に出たら上司にブチ切れて殴ってそのまま人生終了しそうなんで、耐える
しかしなんかズレてる気もする。
耐えるんじゃなくて、歩み寄り。
互いに半目するんじゃなくて、手を取り合い、仲良くする。
そうすれば職場で孤立しないし、お互いにやりやすい。
しかしそんなもん俺の性じゃない。
頭ではわかっていても自分の中の何かがそれを拒絶する。
無理やりそんな事をしようものなら、無理が祟って熱がでそうだ。
今日も2世帯ファミリーが車と自宅の荷物往復する光景を見て、よくもまぁ維持できるわな。(経済的というよりも精神的な意味で)
俺にゃー絶対無理だと思った。
ヒソヒソは突然やってくる。
一度話すとやめられないのか10分以上ヒソヒソの異常事態。
なぜ女という生き物はこうなのか。
電車で1時間以上乗っている時に近くで延々とよどみ無く絶え間なくマシンガンのように喋りまくってるおばさん二人がいた。
なぜネタが尽きないのか。その泉のように湧き出てくる頭の源泉はどうやってこさえたのか。さっぱりわからない。
おしゃべり好き女子。家でやれ。
いつかの図書館の問題児を召喚して一喝してやってもらいたい。
でも他の席の女子は黙っているコンビもいる。
運が悪かったのだ。
たまたま俺の近くにヒソヒソ女二人組がいただけのことだ。
引きの悪さは天下一品だと自覚しているんで、日常の範囲内だ。
にしてもエアポにしてから外音が全てイヤホンを貫通して耳に届く。
別に耳栓兼務のカナル型でも買おうかな。
耳栓でもいいが、音楽を流し込んだほうがよりシャットアウトできる。