日比谷公園のベンチで図書館の開館待ちをしていた時のこと、
眼の前には基本入っちゃいけないデカい芝生があるわけだ。
とはいえ、イベント時には開放されまくってる。
イベントのための芝生くらいのもんだ。
今日もイベントのためにテントのようなものがボンボン設営されてた。
いや、なんことないんだが、
そこで働いているスタッフがイケメンばっかりだった。
間近で見たわけではないが、カジュアル目の白いシェフのようなルックに身を包み準備がてら談笑をしていた。
女性客からチヤホヤされるための要因なんだろうな。彼ら。
ああ、あんな時が俺には一度たりともなかったなと思った。
女性からのチヤホヤ。
カッコいいルックスという裏打ちがあって本当のちやほやになる。
お世辞にも~なんて言われるような輩がちやほやの対象になるとしたら、そのちやほやはまやかしだろう。
お世辞にもな輩へのお世辞。
だから、俺へのちやほやはまやかしであると思っている。
まかり間違ってそういう事態になった時、俺は信じない。
嬉しい、照れる。
一瞬そう思っても、すぐに自分を諌める。
天狗になってはならない。
これは徹底しなくては。
しかしそんなこんなで通常の人間のアルゴリズムからかけ離れたことばかりしていたら、このような捻くれ太郎ができあがったというわけだ。
日比谷公園に限らず公園のベンチとの付き合いも1年余となる。
少し前に日比谷公園のベンチに1時間半くらいへばりついていた日もあったけれど、休日に公園で日光浴というのも中々乙なもんですぞ。