クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

2018年07月26日クソ散歩

ジョジョは5部読了。

昔のイメージとは違ってかなり楽しめた。面白かった。

エピローグ(内容はプロローグをストーリーの最後に持ってきたみたいな感じ)ももちろんみた。(やや長め)。

ブチャラティが死ぬ運命は変わらない(死者が一人から三人に増えたが)が、ミスタが石のボール(ローリングストーン?)を砕いたことで運命の結果は変わらずともその内容(歩み)が変わる。ブチャラティはジョルノと邂逅することになる。
エピローグのエピソードなくして五部の物語はなかったのだ。
といっても無くても別にといった感じだけど。


ラストバトル。どうあがいても全く勝てる見込みのなさそうなラスボス。
主人公が超サイヤ人になって力関係が一気に逆転。そのまま逆転勝利。

ナランチャが死んだときのように、いとも簡単に、あっさりすぎるくらいの幕切れ。

それでもそこまでたどり着くまでのプロセス。十分堪能させてもらった。


オレは途中まで五部に乗り切れていなかった。
キャラも性に合わない連中ばかりだったし、ストーリーに四部のようなおちゃらけ回がない(オレはティーブレイクのようなまったりした回が好き:トニオさんとか)

でもボスとブチャラティの戦闘から五部のストーリーに引き込まれていった。

にしても主人公のジョルノは有能過ぎ。
最後マフィアのボスになったんだよな、アレ。
そもそも15歳でアレはない。チートすぎ。将来有望どころの騒ぎじゃない。親父のDIOを超えてる。

そしてハンターハンターでいうシャルナーク的ポジ(でいいのか?)のフーゴは居場所を取られた感が半端ない。
フーゴは東大卒だけど会社に放り込まれたら使えない頭のよさ。
ジョルノは、会社の業績を押し上げる能力をもつ頭のよさを感じる。
いくら主人公とはいえ、フーゴはかたなしである。
(スタンドは強すぎるくらい強いけどFFのジハードやクエイクみたいな味方巻き込む系で扱いづらいため退場したんだろう)
でも、フーゴ脱退時のエピソードは印象深い。
行けねぇよ。残るよ。
俺たち、フーゴだよなぁ!と言いたくなる。

みんな黄金の精神を持てるわけではない。
フーゴにキムタクを見た。

 

10年越しの再読の折、唯一こんなキャラいたっけ?と素で思ったのがフーゴだった。

今回読んで、その理由がわかった。

バトル1回しかしてないし、途中で離脱して後半全く顔を出さないから記憶から存在が消えていたのだ。

 

よくある展開だと、その後フーゴが敵の手先になって襲ってくる(おそらくそういう構想もあったのだろう。終盤の敵のチョコラータと能力が酷似している)orピンチに駆けつける等の展開が予想されるけど、オレは不思議とあのボート際でのやり取りの後にフーゴは二度と出てこないんじゃないかと直感で思った。なぜなのかはしらないけれど。それは安易過ぎるってもそうだけど、ジョジョらしくない、ジョジョにふさわしくない展開だなと思ったのかもしれない。(荒木さんは仲間が裏切るってのが彼の辞書にはないらしい)

 

 

今日は過ごしやすい陽気だった。
毎日このくらいだといいのだが。