クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

【実体験】家の鍵を無くした時に思ったこと

 

みなさん


昨日、一昨日とご心配をおかけしてすいませんでした。


コメントしていただいたWさん、モンキーさん。

 


期待を裏切ってしまい申し訳ありませんでした。(おい)

 


しかし、本当に肝を冷やしました。人一倍小心者なんで。
でも出頭はやりすぎました。すいません。

 

(ここからいつもの口調に戻ります)

 

俺は先日鍵をなくして大ピンチになった。


俺の情報
・一軒家に住んでいる
・一人暮らし
・家の中に合鍵があることはわかっていた(だから鍵が見つからなくても新しく鍵を一から作る必要がなくて家から出ることもできた)
・鍵なしでも家に入れる可能性は高かった(が実際に試したことがなかったので試す前は成功率五分五分といったところだった)
・無職(これは関係ないか)
・小心者(生まれつき)
・その他→おっさん、彼女いない歴=年齢、真正童貞等


具体的にやったこと、思ったことを詳しく振りかえる。

 

・ないことが確定しているポケットを十数回確認する
現実が受け入れられないとこういう無意味な行動を取ってしまうようだ。
入れた記憶がないカバンの中は調べても無駄という気持ちが先行して調べようとは思わなかったが、結局調べてやっぱないな・・・と落ち込む。

 

・辿ってきた道を逆再生
多分ポケットの中に入れた帽子を取り出す時に落ちたんだと思ったので帽子を脱いだヨドバシで自分が辿ってきた道を逆再生の要領でトレースした。

うつむきながらブツブツ独り言言いながら。精神状態がこの辺からすでにおかしくなっていた。

顔がだんだん青ざめていくような感じがした。

(実際顔は白くなって血色悪かったと思う)
それ以前の路上で落とした可能性も捨てきれなかったが、全部逆再生する気にはなれなかった。

 


・落とし物が届いていないかヨドバシの人に聞いた
これはコミュ障の俺でも流石にやった。


・鈴付けておけばよかった
音でわかるから

 

・イヤホンつけなければよかった
音がわからないから

 

・警察に届け出するという気はあまりなかった
アキバという家からかなり距離があるため、まさか使われることはないだろうと驕りと警察が怖いから。


・どうすればいいかググった
ネット中毒の俺がやらないわけがない。

「鍵なくした」等で検索
最初に見たサイトで「まずは落ち着きましょう」と書いてあった。


落ち着けるわけがない。

 

・最悪を考える
家に入れなくて鍵屋に大金払って開けてもらう・・・
そして鍵と鍵穴を変える・・・
相当な出費・・・
万単位確実・・・
鍵一つなくしただけで・・・
常に最悪のケースが頭の片隅に置かれていた。

 

・松岡修造化する
ひと目も憚らずにやっていたことが日傘デビュー以外にもう一つあった。
歩きながら「鍵をなくしたところで俺は家に入れる。絶対やれる。俺はやれる。絶対入れる。なんてことはない。確率は高い。心配する必要はない。できる。絶対できる。俺ならできる。」
というように松岡修造や東進のCMの安河内先生(英語なんて言葉なんだ。んなもんやれば誰だってできるようになる!って言ってた人)みたいなポジティブ念仏を道歩いている時唱えだした。

しかも、実際にブツブツじゃなくて結構明瞭な口調で口に出して自分を鼓舞していた。傍から見たらヤバイ人だけど、恥も外聞も精神的ショックでそれらはどっかにいっちゃってた。

 

・最悪と松岡修造を行ったり来たりする

できる→最悪が起きたらどうしよう・・・→いや、できる!→ネットカフェいくかも・・・みたいに上記の「最低」と「自分への鼓舞」を交互に繰り返す。

 

・そのうち頭が痛くなってきた
本当に頭が痛くなってきた。帰り道ずっと頭が痛かった。全然寝付けなかった上に翌日まで頭が痛かった。(大抵一晩寝たら治るのに)

 

・現実逃避でなぜかアキバから直で帰らず上野から浅草を経由していつものように夜に帰宅
これは俺だけですね。

 

・浅草で日傘デビュー
雨の予想なので普通に傘を持っていった。(郵便局で買ったポキっと折れる傘(黒))ただ雨は降らず逆に午後からは日が差してきた。直射日光で首が焼けるなぁ~ということで観光客やカップル・ファミリーでごった返している浅草の街で堂々たる日傘デビュー。周りの視線は特に感じず。だめよ、見ちゃいけません的なもんなんだろうか。

男なのに日傘さしている人は相当少ないけど、老若男問わずたまーに見かけます。

 

ソラマチのベンチで寝転がる
角っこの死角のベンチでどうすっかなぁ・・・と寝転がっていた。
周りの人が俺見てビクッと立ち止まって踵を返す人、そのまま無視して通り過ぎる人などがいた。一方で俺の近くに座ってスマホいじっている人、ぼーっと座っている老人などがいた。(ベンチ(寝っ転がれるくらい広いベンチらしくないベンチ)はいっぱいある)。ずっと一人で景色を眺めてるイケメンもいた。

 

・ネットカフェの相場を検索
しようと思ったがこれはやらなかった。家に入れなかった時に考えようと後回しにした。ソラマチベンチでは寝転がってスマホで鍵紛失についていろいろ検索したり、天井を見つめたり悶々としていた。不安でどうしようもなかった。

 

・鍵開け業者も検索する
ちょっとだけ覗いてみたら1万円コース。安いところで5800円というとこもあった。関わりたくないんで深くは調べない。

 

ピッキング技術に憧れた
宮部みゆきの小説「魔術はささやく」を読んだことがある。内容は忘れたが、ピッキング(箱詰め作業のほうのピッキングじゃなくて、鍵開け作業のほう)技術を幼少の頃からおじいちゃんに仕込まれた主人公の少年がその技術で事件を解決し大活躍する、というような物語だった気がする。その力があったらなぁと漠然と思った。サブリミナル効果というものを初めて知ったのもこの小説だった。

 

ミニマリストへの転身を本気で考える
盗まれるものがなければ別に入られても構わないという逆の発想。
メルカリへのゴミ出し作業も並行して今後もやっていきたい。
カード類も最小限にとどめておきたい。

 

・この前ヨドバシの雑誌で見たQrio Lockのことを思い出した
スマートロック、っちゅーもんがあるらしい。今の時代。
でもスマホの充電が切れてたらどうすんだろうとも思った。


・家に家族や同棲相手等の誰か人がいたらなぁ
これは思った。まじで思った。

この時はどうかしていたため、鍵をなくしても玄関のドアを開けてくれる人欲しさに彼女作って同棲してやろうかなぁ!?という妄想まで膨らました。

それは冗談(今は)として、もし家族と同居していたら、家には家族がいるため鍵なくしてもピンポン押せば開けてくれる。一人暮らしだとそうはいかない。

ちなみに鍵を閉めたあとに抜かずに挿しっぱなしのまま出かけたことが家族と同居している時に何回かあった。でも一人暮らしになってからはそういうことはなくなった。家族が家にいるというだけでここまでセキュリティー観念がゆるくなるんだなとは今では思う。(いやいや、家族がいても普通の人はそんなことはしない。(これが一人ノリツッコミというのか?)俺が天性のうっかり屋だということだけだが)

 

 

・家に侵入する時に偶然そこを通りかかった人に通報されるんじゃないかと思った

家に鍵なしで侵入する場合、自分の家と言えど事情を知らない人から見たら空き巣そのものな行動をするわけで、万が一勘違いされたら通報となる可能性がある。そうなるとクソ面倒くさいわけで、事前に近所の派出所に寄って釘打っとくかと思った。あと自分一人の力で家に侵入できなかった場合、お巡りさんに手伝ってもらっちゃおうかなぁとも思った。結局どちらもしなかった。


・鍵の隠し場所について考える
二度とこんなことで肝を冷やさないようにするために鍵周りについて考えた。特に合鍵の隠し場所)

財布の中に入れようとしたが、財布ごと落とした時に最悪なことになる。財布というか身分証明書とかの自分の住所が書いてあるものと同じところにいれて一体化させてしまうと、落とした時にどうぞ空き巣に入ってくださいといわんばかりなことになってしまう。ゾッとしてサイト調べたらやっぱり切り離しておくのがセオリーらしい。

リュックの内ポケットのキーストラップに合鍵を引っ掛けて置こうとも思ったが、バッグごと盗まれたら終了(図書館で席を離れた時にありがち←常にリュック抱えろっつー話だが)だからやめた。俺はポケットじゃなくてリュックに財布を入れておく派(財布が重たいから。)だから、リュックごと盗まれたら完全に終了。リュックで個人情報と自宅の鍵が一体化されている。
電車とかでも網棚には死んでも載せない。

でもリュックに入れておくことでポケットからの落下を防げるというメリットも見過ごせない。(昔門前仲町でこれをやらかした。音で気付いたからことなきを得た)


また、財布と財布の中身のミニマム化も必要かもしれないと思った。重いからリュックに入れる。でも貧民の味方の安い店は総じてクレカが使えず現金払いのとこが多いからキャッシュレスにしたくてもできないという貧乏人の現実がある。

 

ポストの裏側とか植木鉢の下とかいうのもドラマでやるくらいだからダメ。土の中に埋めておこうかと思ったが面倒。もう一つ、取るために道具が必要で手間も掛かるが完全に心理の死角になっている場所を見つけたからそこにしまおうかと考えているがまだ実践には至っていない。

 

・まとめ

家に入れる可能性は高かったが、上記のようなことを考えた。

 

やっていてよかったこと。
(というか家族がやっておいてくれてよかったこと)

スペアキーを2,3本予め作って家に置いておいてくれた。
・家の窓全部に鍵を掛けてないでよかった。
・侵入する時「道具」があってよかった。

この辺か。(てかどうやって鍵なしで家に入ったかこれじゃ丸わかりだが)


そう考えると、俺の運はむしろ良かったんかもしれない。(マイナス方向に行き過ぎないようなブレーキ的な運の良さは自分でも持っていると思う。無職なのに一応生活できてるし、昔眼の前で事故ったバイクが横切ってすんでのところで巻き添えをくらわなくて済んだとか。悪運が強い?というのか。最低限の運というかなんというか。その代り爆儲け!爆モテ!やそこまでいかなくても貴重品入りのなくしたバッグを心優しい人が届けてくれました!みたいな贅な運は全くない)

 

・今後の対策めいたもの(やるかどうかはわからない)

・空き巣に入られること前提で考える

・家のものを減らす

・金庫を買って貴重品をまとめて放り込んどく

・失った分の合鍵を作る

・作った合鍵を「外の秘密の場所」に隠す

 

余談だけど警察の人に聞かれてもいないのにどうやって鍵なしで自分の家に入ったかを自ら率先して言おうとした時(警察からしたらどうでもいい情報なのに積極的に開示するバカ)に自分の家に侵入と言おうとしたが、とっさに侵入と言う前に(あれ、警察で侵入とか使っちゃヤバイんじゃ)と保身を考えて詰まったところで、話を切られた。察したんだろうか。あの若い会計係のお姉さん。

 

以上は一軒家の場合でマンション住まいの人のことはわからない。

 

・おわりに

今回一人暮らしの身で自宅の鍵をなくしてみていろいろなことを考えました。

どういう気持ちなって、どういう行動を取ったのか思い出せる範囲で書きました。

鍵をなくした時は見つからないことを前提に動くことになると思います。

その時に合鍵や別の侵入ルートの存在を持っている、知っているということはかなり心強かったです。(セキュリティーがたがただけど)

それでも不安で不安で仕方なくて最悪なことばかり頭に浮かんできて頭が痛くなりました。

一人暮らしの方は「最悪」の事態を回避するために「まさか俺が鍵をなくすわけがない」とは思わずに保険を作っておいたほうがいいです。そんなこと無職のおまえに言われなくてもわかっとるがなというツッコミの声が聞こえてきそうですが、くれぐれもみなさんお気をつけください。

 

またもや長々と失礼しました。(所要時間3、5時間)