クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

田宮版白い巨塔 感想 ネタバレあり

 

 

田宮版白い巨塔全部見た。

 

後半で気づいたこと

 

・物語終盤あたりに出てくる財前が佐々木庸平の幻覚を見る患者安田太一が佐々木庸平にクリソツというか同じ役者が演じている。

・唐沢版では上から圧力に屈した正木教授が普通に裁判に出てくる

田宮二郎の財前はどこかかわいげがある

・山田うめの話はいい話だったけどメインのストーリーとは関係なかった

・田宮版では亀山が結婚していて旦那がエキセントリック

・第二審の判決、遺族への支払い金額 唐沢→1600万、田宮→2700万

・さえこが里見に抱きつくシーンあり、里見さえこに同情して一応受け入れるも、死相の財前が横槍を入れる

・愛人と財前ママが唐沢版よりより深いお付き合い

・柳原と見合い相手のベッドシーンが2回ある

・カンファレンス記録は唐沢版だと柳原が取りに行って佃と安西に阻止されるけど、田宮版だと江川という別の医師が忍び込んで阻止されず持ち出すことに成功する

・裁判の最後はカンファレンス記録(唐沢版では佃と安西に没収)、亀山の証言(唐沢版は+看護師の記録で決め手)、佐々木陽平の胃の病理検索、柳原の謀反(唐沢版と同じ)等で控訴審は完全勝利という感じだった。

・里見が財前に本当のことを言わない

・財前が東教授に手術してほしぃなぁということを暗にほのめかす。

・全31話のうち教授戦をめぐって東と財前が争っていたのは序盤の10話程度のため確執そのものがだいぶ過去のことのように感じられる。

・がんに侵されていることが判明する手術のシーンで東教授の反応が薄い(転移してるね→閉じましょうが早い)。

・豪放磊落な財前父のテンションがあれだけ低ければ財前も自分がもうすぐ死ぬことがわかっちゃいそう

・財前が自分が医師の道に背いていたと反省ともとれる里見に言うシーンがある

・唐沢版では里見と財前を二人きりにしていたが、田宮版では身内全員に看取られる

・財前に息子が二人いることが判明(前から出演していたかもしれないが)。

・財前わりとあっさり目に死ぬ

・財前死んだ直後に母親が病室に

・愛人は病室には入らず

・柳原は浪速大に残らず無医村へ

・最後の手紙の朗読、前半が財前で後半が里見

・演出があっさりで涙も流さない里見に対してどこか物足りなさを感じた。こてこてのお涙頂戴演出でもいいのでちょっとは盛り上げてほしいと感じた

・唐沢版と同じく財前昏睡時に鵜飼の呼びかけに対して「用はない」というシーンはあるもの、続けて「出ていきたまえ」と目をかっぴらいて強く言うシーンはなく、鵜飼も無反応。

・エンディングの財前の遺体が病院の外まで運ばれる

・さえこはネパールに飛ぶ

 

個人的に唐沢版と違って泣きはしなかった。でも唐沢版より骨太のストーリーだとも感じた。医学関係の描写がより詳細。でも個人的には唐沢版かなぁ。わかりやすく泣ける。財前パパは圧倒的に田宮版のがいいと思ったけど。