アマゾンは今や誰もが利用する最大手の通販サイトだろう。
と思ってんだけど、渋谷のブックオフに一般にイメージするブックオフの客層とは一線を画すスタイリッシュなカップルが談笑していたことがある。そのときの会話で、女のほうがアマゾンを利用したことがなく、登録すらしていないという。若いのにこういう人もいるんだなと思った記憶がある。彼氏のほうも驚いていた。
そんな便利すぎるアマゾンには、お急ぎ便というシステムがある。
早ければ当日中に届くというサービス。4000円くらいの年会費を払ったプライム会員だけがこのオプションを選択できる。
このサービス。普通に考えると、自分がプライム会員の場合利用しない手はない。基本的に早く商品がつくことにこしたことはないし、払った年会費分の費用を少しでも回収したいと思うもの。要は、このサービスを利用しないと「もったいない」からだ。
しかしながら、アマゾン昨今の運送会社こき使いまくり問題がニュース等によって世間などに広く知られるようになってきている。
そうすると、お人好しの日本人のことだから、中には、「そんなに急がなくていいから・・・」「運送会社の人に負担を掛けたくない・・・」なんて人が出てきてもおかしくない。
事実、俺がヤフオクで転売していた頃にも、そういう急がない人はいた。
わざわざ、「当方急いではおりませんので、出品者様のご都合のよろしい時に発送してください」という旨のメッセージを頂いたことがある。
(でも、逆にそういう心遣いができる人にほど、早く送りたくなるのが人情。その人情を逆手にとってそういうメッセージを送ってきているのかもしれんが。)
だから、この「急ぎません。便」を望んでいたサービスと言う人の気持ちは理解できる。
お急ぎ便の逆転の発想だが、なかなか気づくことのできない視点なので、うまいことを思いつく奴もいたもんだと関心した。
こういうことを思いつかない硬い頭だから、俺は成果がでないんだろーな。