たまに紫色や緑色に髪を染めた年金生活をしているであろう老婆がいる。近所にも兵藤ゆきの20年後みたいな顔をした婆さんがいるのを見たのが10年くらい前だから今も健在かは知る由もない。
ところで日本人の平均寿命だが、男で80ちょい、女で86ちょいらしい。
恐るべきことに老婆は老爺より平均して６、７年も余分に生きという。
俺は実は、老婆の方が老爺よりまだマシだと思っている。
老婆＝（俺が見下してる）女＋（羞恥心欠落、動きが遅い）老人
なので、女食わず嫌いの俺にとって、老婆に軍配が上がるかと思うが、話はそう簡単ではない。
それは、タバコに理由がある。
老爺＝（俺が大嫌いな）喫煙者＋（羞恥心欠落、動きが遅い）老人
だと思ってる。
俺は、視界に入るが物理的がない女よりも、臭くて体に害をもたらすタバコのほうが嫌い。だから俺の嫌い度は老爺＞老婆なのだ。もっと言えば喫煙女が最強だがスナックとかではいそうだが、歩いて吸っている女の人は超希少種というくらい見かけない。喫煙所ではよく見かける。
吸わない老爺もいるが、今のジジイは喫煙率が多すぎる。
都内を散歩していると、年寄りが多い地域である足立や台東、江東、葛飾、江戸川辺りに住むジジイは所構わずタバコを吸う。昔の感覚でモラルは皆無。都心のリーマンは喫煙スペースだったり、コンビニ前の灰皿みたいな所で吸っていて大半がモラルを持っているようだが（例外はもちろんいる）、ジジイは羞恥心をどこに置き忘れたのか、ボケてんのか知らんが、ひと目というものを気にしない。
だから、どこで吸おうが気分次第。ジジイ以外だと若者でもそういう奴はいる。それはDQN＝ドキュンだ。そう考えるとジジイもドキュンも似たようなもんだ。デスノのシブタクみたいなドキュンはタバコのみならず、コンビニたむろや糞うるさいバイクで他人に迷惑をかける。最大瞬間風速は老人を凌ぐが、老人はドキュンの１００００倍ぐらいいる。（適当）老人はTVみてるだけの生活で脳みそが縮んで羞恥心、周りへの配慮、迷惑を考える脳のスペースがどんどん隅に追いやられて、やがては消えてしまうのだ。認知症である。
高齢化社会と言われているが、平均寿命的には、6,7年寿命が長いことから今後の日本の高齢者戦国時代はババアが制しそうだ。
ジジイはくさい。ババアは群れるとうるさい。両方とも歩くのがおそい。こういうババアの集合体がマイペースに狭い道で横に広がって話に花を咲かせていると、爆弾を投げ込みたくなる。ガバガバの喫煙スペースで気持ちよさそうに一服している集団を見たときのように。
ジジイが多かろうが、ババアが多かろうが、どちらにしても日本の未来は死臭漂うものになりそうだ。そして、そのころにはもう俺もジジイの仲間入りだ。
なんとも悲しい。
