道を歩いていると困ってる人を見かけることがある。
例えば自転車が横転して買い物袋の中身をぶちまけている主婦とか。
これに似たようなシチュエーションを思い出せるだけで2つある。
俺は2つがどうも限界らしい。できれば説得力的な意味で3つ欲しいが、エピソードが思い浮かばない。
1.OLの人の自転車が倒れた
夕方、住吉駅付近のライフ近くを歩いていたらOLの人の自転車がちょっと先で倒れた。
俺は無視して困っている横を素通りした。
2.10m先で小さい子供を載せたママチャリが転倒
これは最近。仙台堀川公園を散歩していたら、ママチャリが横転している現場に遭遇。幸い、距離は離れていたので助けざるおえない状況ではなかった。(幸い?)
俺はちらっと確認した後面倒なので、ちょっと引き返して別の道へ行った。
そういう時に限って、曲がった先に人がいるという・・・。
バツ悪す。
しかし、罪悪感は何もない・・・。
と言うのは嘘で、多少の良心の呵責を感じる。だって人間だもの。
だからなんだかんだ言い訳をこしらえて、良心の呵責をひねり飛ばすのだ。
彼女らを助けたところで何も起こらない・・・
その時限りの礼を言われて終わり。そして一時の嬉しみを得るのみ・・・
トータルで損も得もしていない・・・
強いて言えば、得はその嬉しみなのだが、そんなものは、おっぱいのでかい女を連 れた羨ましい男を見ただけで、嫉妬に上書きされ、あっさり消しとぶだろう・・・
こういう発想だから、友達がいないんだろうなぁ。
そんな時に普通に助けられる人間にまずはなることだな。
番外編:俺と正反対の男たち
いつだったか忘れたが雪の日の亀戸駅前バス停。
おばあさんが雪に足元を取られてなかなか渡れないでいた。
その様子をみたリーマン二人がノータイムですっとんでいく。
そして、一人がおばあさん、もうひとりが荷物を抱えてミッションクリア。
その二人は最後尾に行き並び直そうとするが、それを見ていた周りの人たちが、もとの位置に戻るよう促す。
なんともほんわかエピソードである。
こんな人間にわたしはなりたい・・・いや、ひねくれものだからなりたくねーよ。