200記事目。
最近本を読んで新しく覚えた単語を無理やり使う遊びをしていた。
それが顕著に現れたのがこれ。
本というのは中川大地著『現代ゲーム全史』。
図書館の本を色々見て回ったが、アフィのお悩み系に結びつきそうな、皮膚病、ダイエット、サプリメントあたりの本も読んでみたが、眠くなるばかりで心底苦痛だった。
昔からテレビゲームっ子だった俺は、図書館の本棚の遊戯ジャンルにテレビゲームという子ジャンルを偶然発見。そして、その中にあった分厚い本こそが、この本なのだ。
この本はとてつもない本で、500ページ以上あって、マンハッタン計画からポケモンGOまで、本のタイトル通り、ゲームの黎明期から現在に至るまで網羅的に記してある。
この本、文体がやたら小難しい。「プラグマティックに尖鋭化された」なんて生まれて初めて聞いた。はっきり言ってちんぷんかんぷんだったが、ふとした思いつきで俺はその本に載っている知らない単語をノートにつらつら列挙していき、ネットで意味を調べはじめ、自分の記事の中で使えそうな文意のところに意味をしった小難しい単語を強引にぶち込むというパズル的作業に没頭していた。
小難しい単語を使いまくっていると、もう自分でも何がなんだかわかんなくなってくる。一文が150字くらいになっちゃって、それを分割することになるわけだが、今度は文と文の接続がうまくいかない。
エッジをきかせるため、譲れない表現というのも出てきて、文章の追加、加工、再構築を試行錯誤しまくったので、頭のなかでフルマラソンしているような感覚になって、相当疲れた。
代々木公園ゴミ拾いの記事は3時間くらいパズルを組み立てて出来上がったものだ。
しかしながら、頭を使うため疲れるので、それ以降は普通に戻りつつ、適度に新しく知った単語を入れ込むという感じになっている。