2週間前くらいに池袋に行った。
大塚あたりの分岐路でスーツケースを転がしている身長180くらいの女がいた。
歩くのがめちゃくちゃ速い。
顔は見ていないが頭は小さかった。
ヒールじゃなかったから、相当でかく、頭も小さいことからスタイルも相当いいはず。
その女性を後ろから見ていると、すれ違う男性がちらちら見ている。
しかし、見ていない人もそれと同じぐらいいる。
おそらくあえて、外しているんだろう。
俺と同じタイプだ。
この辺の芸能人は明らかに街で浮くくらいスタイルがいい。
白人モデルクラスである。冨永愛は本業だけど。
あなたは街でパリコレに出るような外国人を見たことがあるだろうか。
それらを見ると明らかに宇宙人が歩いているような感覚に陥る。
これが新人類なのか・・・。それくらい異型の存在だ。
顔が小さく、体がほそく、背が高い。
キリンを彷彿とさせるニュータイプ。
そういう人は浮きまくるのだ。
そういう奴らは渋谷とかに多い。
しかしそういう奴らには自然と視線が集まっていくが、見られている当人としてはどんな心境なんだろうか。
鼻たかだか!といった感じなんだろうか。
しかし俺が彼らのような選ばれし者だった場合、この性格を加味すると嫌で嫌でしょうがないだろう。
ただでさえ昔から視線恐怖症気味だった。
そんな時に決まってアドバイスされるのが、「誰も見ちゃいないよ」だ。
しかし、そんな長身でスタイルがよかったらそんな言い訳は通用しない。
視線恐怖症にお墨付きがあたえられるのだ。
俺だったら、街を歩くのが嫌で嫌でたまらないだろう。
そう考えると、まだ普通レベルに自分がおさまっていることが良いことに思えてきた。
なぜなら、普通に散歩できるから。
人としゃべって気を紛らわすことができないため、散歩で紛らわす俺にとって散歩は必要不可欠なのだ。