渋谷のドキュンのお陰でクソ記事が量産されるされるwww
やつは発掘者なのか?
どんだけ瓦礫の下に隠れている俺の内面をほじくり出すんだよ。
ふぅ。
最近は以前の自分にとんぼ返りしている。
引きこもり時代に。
否、とんぼ返りしたんじゃない、外に出てる今もずっと変わらず引きこもりだ。
外の世界に出た結果、刺激と情動を得たが、結局はひきこもりの延長だということにはとっくに気づいている。前になんかの記事で言及した覚えがある。
俺はまだ引きこもっている。
体は外に出たけれども、心はまだ引きこもっている。
しかし、俺のやった間違いはいきなり刺激が強すぎるところに行ってしまったということだ。
渋谷・原宿あたりはそれこそセンセーショナルな街だった。
狂乱、乱痴気の境地。
またそれが魅力であるからそちらに足が向かってしまう。
異世界に旅行に行くような浮ついた感覚に陥る。
自分でも気づかなかった猟奇的な自分の一面。
若者が刺激を求めて、刺激的な街に吸い寄せられる気持ちが今になって理解できた。
ノンフィクションでやってた広島の学習塾の回で、地元の地方の市立大を蹴って東京の私大に走った女の子の気持ちがわからないでもない。
2CH(いまでは5CHかな。でも2CHでいいや)の実況は叩いていたが、広島の田舎から受験のために上京した田舎娘の目に東京の街はどう映ったかは容易に想像できる。
ひきこもりの俺が見た渋谷の街と人は新世界、新人類だった。
自分の価値観とあまりにかけ離れていて、どこかおとぎ話の世界に紛れ込んだような錯覚すら感じた。
街自体の雰囲気が狂っている強烈な、渋谷・原宿。それらを箸休め的存在である代々木公園。さらにそこから蜘蛛の巣を伸ばしていくと、恵比寿や青山、六本木や表参道が控えている。どこか浮世離れしたユートピアとディストピアをごちゃまぜにしたような得体の知れない街を街とする異様な建造物と人々。引きこもりの俺にとってはすべてが異世界だった。
浮世離れしているのは俺のほうだけど。