亀戸ドンキでレジの長蛇の列を並んでいた。
目の前の女の娘二人組がどちらともかなりのランクの顔をしていた。
ふたりともやや鼻がでかい、高いところを除けばほぼ完璧な顔。Eラインがあり綺麗な横顔をしている一人と、頭自体が相当に小さくアイドルみたいな娘だった。頭小さい方は芽が一重もしくは奥二重でメイクをしていた、もうひとりの目もなんとなくそんな感じだった。
子供だからとタカをくくっていたが、やっぱドキドキした。年齢とかはあまり関係ないらしい。いつもなら女子高生レベルは子供と割り切れるが、相当にかわいい娘だと、根底がグラグラしてしまうんだなぁと思った。
頭小さいほうはちょこちょこ列をハズレたりしていたが、もう一人は場所をキープしていた、終始横顔しか見ることができなかったが、レジに対応しているオタク系の女と交互に横顔を見比べてみたが、ぜんぜん違うことに驚いた。
それこそ欧米人とアジア人くらいの違い。おそらくどちらも純日本人っぽいんだけど。
縄文顔と弥生顔というものがあるがアレの一種なんだろうか。
メイクもちゃんとしている。顔だけは。
格好はどちらもダサいとオレの目には映った。鼻が高い方はMA1、頭小さい方は印象に残らないちょっとこじゃれた部屋着みたいな格好。
鼻が高い方は頭はデカくないが、背が低くスタイルが悪い。
頭小さい方も背が低いが、頭が小さすぎるためスタイルが悪いとは思われないだろう。
並の女だと顔だけで勝負できないため、服装や髪型を最高値まで上げて全体を底上げすると想う。
ところが、顔がめちゃくちゃ整って生まれてきた女は生まれ持った容姿で男から視線を浴びるので、服装に気合を入れなくても問題がないという考えなのだろうか。
文京でみたイケメン美女カップルの美女も相当にダッサイ格好をしていた。イケメン彼氏は宇賀なつみと噂になって（結婚相手かな？）写真撮られたモデルみたいな格好でしかも顔はそいつよりイケメンだったのを今でも覚えている。あれは1ヶ月前くらいだろうか。雨の日の浅草で中国人観光客と遭遇した日だ。
スタイルが悪くても（まぁ普通レベルなんだけどね）顔だけめちゃくちゃ整っていれば超絶イケメンの彼氏ができるのかなぁ。
そういう目立たない格好をした正真正銘美人はよくよく観察しないと美人であることに気付かない。そして、前者の顔そこそこで着飾っている女は逆にひと目でインパクトをあたえてくる。
まぁ、これら全てを兼ね備えている美人が最強なのは間違いないが、整形なしのガチで整っている顔のそこら辺の美人とは一線を隠す謎の魅力がある女はダサめの格好をしていてスタイルもよくない。サンプルは3人程度だが、この人達は普通に顔は化粧をしていたし、ダサいのは格好だけ。むしろあえてダサい格好をしているフシさえある。格好まで洗練すると必要以上に男からの視線を浴びてうざいから！なんて妄想をする。
色々くだらない妄想を書いたが、オレはまだ「ああ、顔整ってるなぁ・・・」と平常心を失わない領域にはまだ達していない。
年齢がどうであれ、タイプの綺麗とかかわいい女にはサザエさんEDの家のように心臓が強くビートする。そしてそっちに気を取られ、めちゃくちゃ見たくて見たくてしょうがなくなる。そしてそれを無理やりねじ込み、未練と後悔を10分くらい引きずる。こんなことばっかだ。どうすりゃいいんだ。欲望に忠実に、勇気を出して数秒凝視して終わり！としたほうが楽になれるのだろうか。おっさんなのにいつまで青春小僧の気分でいるんだろうなぁ。まぁ、オレに青春時代などなかったけど。
今日も女カテゴリーの記事がこうして出来上がった。女が気になって気になってしょうがないのは皆世の男性は同じなのだろうか？
美人を見て手が届かない苦しみを味わっているのだろうか。
それとも、賞賛に留められているのだろうか。
独身と既婚でまた変わってくるのだろうか。
それとも既婚問わず、性格に由来するものなのだろうか。
オレのこの美しい容貌の女に対する執着心は一体何が原因なのだろうか。
喪失した青春時代の反動が、今さら引きこもりの10年の時を経て回帰しているのだろうか。
ああ、あの頃に戻りたい。そもそも人間やり直したい。リセットボタン押したい。
そして中学高校時代に可愛い彼女と放課後に渋谷かなんかで遊びたい。
オレが今バカにしているような連中のように染まりたい。
普通の顔が欲しかった。トラウマなんぞ植え付けられずに順風満帆に思春期を乗り越えたかった。あいつらが羨ましい。能天気でいられるあいつらが。
もうこのへんでやめておこう。この辺でお開きにしておかないと愚痴がいつまでもでてきてしまう。マジキモいなオレ。
