あなたの人生の後悔地点はあるか?
いきなりだが自分語り。
俺は絵が得意で昔から絵ばかり描いていた気がする。
絵と言っても、ドラゴンボールやスラムダンクや幽遊白書の真似みたいな絵。
美術の点数も学年一位とか何回か取った。
でもこれは普通科での話。井の中というわけだ。
18歳の時に、俺は迷っていた。
法律系か絵の方面かプログラミングの方面かという具合に。
結局俺は法律系に進んだ。親のアドバイスに従って。
しかし、結局就職活動もしなかったから、4年間は意味なかった。
だったら、まだ興味があった絵やプログラミング方面にいけばよかった。
ただ、プログラミングについては思いつき程度でパソコンのハードウェアには後に興味を持ったがソフト的な興味はなかった。
だから、幼少期から好きだった漫画家とかイラスト関係の学校にいけばよかったと今思っている。
親からさんざん潰しがきくからと「普通の大学に入るのだ!」とプロパガンダをはられ、俺はそれに飲まれてしまった。
潰しどころか、俺自体が潰されて引きこもりになっちまった。
10年前までは毎日落書きを描いていたが、ネットにはまってからは頻度も減り、いまでは全く鉛筆すら持たなくなった。いつの間にか情熱を失ってしまった。
その代わりにその情熱は転売へと転化していった。転売というのは毎日何かしらの作業をして働いているという状態だったが、その作業の合間にニコ生やYOUTUBEを好きなだけ見れる。
だから、ある意味楽だったのだ。ぬるま湯に使っていた。実家ぐらしで生活インフラや食事は家族が提供してくれているから光熱費も食費もかからない。(食費は自分で好きなものを追加して自分の金を消費していたが)
デフォルトがないからだ。家族という存在がいる限り潰れることはない。潰れたとしても家族という保険を使えばいい。
転売をストップした今でも、その情熱は絵方面には向かわず、今現在の俺の不平不満愚痴をぶつけるこのブログに向かっている。アフィリエイトにすら向かわない。
なぜこういつも俺の情熱は間違った方向に進んでしまうのか。
険しい道から逃げているんだろうかね。無意識のうちに。
狭い世界で自分が一番と思っているのは気持ちがいい。俺凄いんだきっとって自己満足している。でも、世の中には上には上がごまんといる。
それこそ、幼少の頃から絵の英才教育を受けてきたサラブレッドなんてものがその専門学校や芸術大学には大量にいる。
そこで自信を打ち砕かれ、自尊心を傷つけられるのが嫌だったのかもしれない。
得意だと思っていたものが、より上の次元に移ることにより陳腐化するのが怖かったのかもしれない。なんというチキン野郎。自信がなくて尻尾を巻いて逃げ出したのだ。
人生の後悔地点、俺の場合は、大学受験の時と大学卒業の時だった。