永代橋門前仲町川のトイレ前で、また今にも死にそうなチョウチョを発見した。
以前にも同じことがあった。
昆虫にとっては都会の生活は苦しいんだろうか?
今回も踏まれないように近くの花壇の土の上に移動した。
しかし、アスファルト部分に這いつくばりながら這い上がる。
また戻してみる。
でも、他の人がそこらへんに捨てたゴミ入りのゴミ袋のところに移動して、ロッククライミングみたいにして袋をよじ登ったりして、何がしたいのかよくわからない。
ハネをつまむと例外なくバタバタさせる。やめてくれぇ~って感じで。
近くの植物の上に置いてみるものの、すぐに落下して真っ逆さま。
なんか、だんだんイライラしてきた。
俺はハネをつまみ上げ、永代橋まで移動した。
そして、橋の上から放り投げた。
すると、どうなったか。
蝶は、やや危ないながらも飛び出した。
ただ落下しているのを空気抵抗で飛んでいるように見えていたかもしれないが、ギリギリ飛んでいるようにも見えた。
指にその蝶の鱗粉か汚れだか知らないが、べっとりついてしまった。
生き物の命を、それも今にも息絶えようとしている?生き物を弄んでしまった。