ところで俺はじゅん散歩という番組を密かに見続けている。
というか、前身の若大将のゆうゆう散歩から観ている。
この番組で見事だなぁと思うのは、おばあさんの行動力だ。
芸能人を前にして臆することなく、握手を求めにくる。
男性も求めることがあるが、控えめで基本的に女性が多い。
ちなみに若い女の場合は、高田の方から積極的に話しかけたりする。
かわいい子が出ている回は新聞を切り取ってスクラップにするように、その回の録画は残しておく。
美人を見ると精神的に病むということは理解しているが、もったいない根性だ。
そういえば、渋谷で見かけた芸能人ぽい男に握手を求めていたのは全員若い女だった。といっても二人ぐらいしか観ていないが。
もしかしたら、もったいない根性なんだろうか、これは。
せっかく見かけたんだから、握手のひとつくらいしないともったいない。
格好の身内のバカ話のかっこうのネタになるという、考えが先行するんだろう。
考えといっても一瞬の判断で、この機を逃すまいと、さっさっと横に回り握手を求める。この瞬発力といったらない。
自分が女だからという自覚もあるんじゃないのか?
女の涙は最大の武器という言葉や、レディーファーストという文化があるように、女ならではというアドバンテージを理解しているのではないか。
ちなみにちい散歩は観ていない。
あとからネットでちらっと観たが、これ観てたら地井さんの訃報はとてもきついものとなっていただろうなぁ。
若大将のゆうゆう散歩もお殿様の城下町巡りみたいだと揶揄されていたが、ながら見にはちょうどよかった。
高田氏も加山氏も充実した老後を送ってる。
この二人は当分死にそうにないな。