今日図書館で見たおっさんはおっさんをどついた。
とどのつまり口じゃなく手を出しちゃった。
よく世の中手を出したほうが負けという。
それは手を出したらアウト(立件)だから、口までならOKとも言えるかもしれない。
昔々、近所の通りで見ず知らずの二人が喧嘩をしていた場面に出くわしたことがある。
その時の二人が面白かったので書く。
その二人はおっさんと若者で最初は口喧嘩をしていた。
俺は遠目からその様子をずっと観察していた。
ずっと道のど真ん中で口喧嘩している。流石に邪魔で、その二人も邪魔なことに気づいたのか、道を路肩に移してまた口喧嘩をしはじめた。
周りにオバハンのギャラリーが出来ている。
口論はヒートアップしてきて、もうまさに一触即発の状態。
もうどちらが手を出してもおかしくないくらいの「マジさ」加減を感じた。
そして二人は思わぬ行動に出た。
それは、自分の胸を相手の胸にぶつけだしたのだ。お互いに。
何だおら!、上等じゃねーか!と言いながら胸で押しくらまんじゅうしているのだ。
おお!これが社会人の喧嘩なのか!と思ったけれど、遠目から見てると実に変。
いい大人が胸を突き出して、胸をぶつけ合っている。
決して手を出さない。手を出したらアウトだから。
だから胸を出す。
ちなみに10分後に買い物から帰ってきてその道の前を通りかかったがいなくなってた。
いつまでやってたんだろう?