クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

見られているという意識

 

 

ボロボロパーカーを着ていた話を何度か書いた。

 

自分が10年ぶりぐらいに日中の街に繰り出すようになって色々思うことがある。

外を歩いている時に基本人の顔面から視線を外すわけだが、そうすると自ずと服装に視線が行くことになる。

 

よくよく見てみるとどこか身につけているものがくたびれていたり汚れていたりする。

その数が多ければ多いほど全体的に小汚く見える。

そんな人は大抵年配の方だったりする。歳を取ると身なりに頓着がなくなるのであろう。

いや、そういうこともあるけれど所得格差によるところも無視できなそうだ。

 

銀座のセレブとかは歳食おうがモンクレールとかを着ている。

モンクレール云々はどうでもよく小奇麗で清潔感のある格好を年老いた姿になってもしている。そういう人は美しい。男女関係なく。最近そう思った。(宝塚劇場に通うべちゃくちゃうるさいおばはんの悪口を言っている自分が言うのもなんだけど)

逆に弱小23区の老人はオンボロな格好をしているし、歩きタバコ上等、モラルなし。

お金って大事だな。いや、金に汚い連中もいるし。結局その人の生き様なんだろうな。でも金に余裕があるということが前提のような気がする。

 

 

ところでNER(くにば)というニコニコの生主がいる。

この人は自分の恥を切り売りしているような人(大体生主やユーチューバーとはそういうものだけど)なのにこのNERは髪型だけはびしっと決めている。

その日暮らしなのに美容院に何ヶ月かに一回は通って髪型を整えてもらっている。(今はどうか知らんが昔の放送の動画を見ているとそう言っていた)

この点について意味が分からなかったが、この点について逆に学ぶべきものがあると思う。このねっさんから。

 

一方俺はセルフカット

あまり切らないつもりが毎回失敗して結局ものすごい短髪にしてリセットという流れだ。

それなら最初からそうすればいいのに段階を経てそうなるもんだから、時間が2倍無駄だ。

長くなったからバリカンで刈る。基本コレ。

長くなったら美容院で外ハネを作ったりブリーチで髪を染めてみたりなんていう発想に至ることは今までなかった。

だって、バリカンセルフカットのほうが経済的だし。

人と仕事していないために人にどう思われようが構わないという精神で今の今までずっと外見に無頓着であった。オンボロパーカー着ても平気なくらい。

 

 

その究極がホームレス。

何もかもがボロボロ。

するとそういう目で見る。

そういう目を若干マイルドにしたものが今まで俺を見てきた人の目なんだろう。多分。

 

だから服装っていうものは意外と油断ならないものなんだということを知った。

 

そして俺が今まで大学とかで避けられていたのもボロボロパーカーを着ていたからなんだろう。

誰も指摘してくれなかったからわからなかった。という言い訳もできない。

家族と秋葉メイト(秋葉転売時代(10年前)の顔見知りの同業者)からその服替えたほうがいいんじゃないの?と何回か言われていた。

しかしそんなものは知らぬ存ぜんだった。

俺には何かが欠落していた。

 

見られているという意識。

それをすこし意識してみると少しは人生が好転しそうな気がしてきた。

 

ファッション、コーディネイト以前の問題。

汚れのない服を着ること。

そんな服を着ていてもダサいとか言われる。

ファッションというものは難しい。

昨日電車で髪型から服装まで清潔感があってかっこいい雰囲気イケメンがいたけれど、あれはもうイケメンだ。

雰囲気イケメン=イケメン。だってめっちゃかっこよかったもん。清潔感があって。

そういう奴は女が寄ってくる。俺の真逆。

そしてこっちのほうが得。だったらファッションを研究して自分をかっこよく見せたほうが理にかなっている。でも俺はそれをしなかった。それだけの話。そして人生はうまくいっていない。だからそれをすればうまくいくかもしれない。少なくともマシにはなるだろう。

 

ちなみに俺はホモではない。

こないだ新宿二丁目ゲイショップに足を踏み入れかけたが。