図書館の問題児のコーナー。
またいた。
別にチェックはしていない。
勝手に騒ぎを起こすからいるかどうかわかるのだ。
今日は隣の大学生風の女性に対して攻撃していた。
女性はおそらく鳩に豆鉄砲を食らったような顔をしていたに違いない。(後ろ姿だから見えない)
そしてそそくさと席を速やかに移動する。
身の危険を感じて心的外傷を負った彼女は別の席に退避。
なんか面白くなってきたので、問題児を観察。
すると、高校生くらいの女の娘が問題児の隣に座ろうとしているところを目撃した。
問題児はなんとそちらをガン見して、目で威嚇していた。
女の娘はたまらずヤバいやつ認定して、席を探してフラフラ。
それからしばらくしてまた違う高校生くらいの女の娘が座ろうとするもまた威嚇。
同じように女の娘は席に座らなかった。
それから自分の時間にふける。
小一時間してふと問題児の隣の席を見ると、なんと女性が座っていた。
神経が図太い女性というのがいるけれど彼女がそうなのだろう。
もしかしたら彼は認知症に片足を突っ込んでいるのかもしれない。MCI。
しかし高齢化社会と認知症は切っても切れない関係にあるので、高齢者の数が増えると認知症患者数も増える。
そうすると、こういったニュースにならないような認知症患者によるトラブルが社会問題化するのではないか。もうなっているのかもしれんが、俺はテレビでニュースを見る習慣がないのでわからない。(最近はネットも)
図書館の問題児は平日、土日に一人図書館に開館からいるようだ。
察するに奥さんとかはいないだろう。偏見になるが彼はなんとなく奥さんを小間使い程度に扱うような人種に思える。独身なのか、先立たれたのかは分からないが、そういう人がいれば家でふんぞり返っていることだろう。つまり一人で寂しいから圖書館にくる。そういうことなんだろう。俺が似たようなもんだから。
しかしながら、彼が出禁になる日は来るのだろうか。
触らぬ神に祟りなしだから彼の横、背後付近に近寄らなければ問題ないからこの状況を楽しんでいる。
ちなみに明日は東京マラソンで閉館な圖書館です。