ここ半年、日比谷にある図書館を道標として日中の無職活動を行ってきた。
図書館のある日比谷から渋谷へ行くにも、錦糸町へ行くにも、永代橋へ戻るにも日比谷の図書館を１つの中間地点として休息の地としていた。
席さえあいていればガッツリ外気に触れることなく休めるし、教養を得ることも水を飲むこともできる。
しかし明日から1週間入れない。
どこに行けばいい。
渋谷くらいしかない。
池袋方面へは何故か行く気がしない。
何故行く気がしないんだろう。
池袋に行くまでに通る比較的賑わってる街。
押上
浅草
上野
後楽園
列挙してみると結構人が多そうなところが多いけれど足が向かない。
それはやっぱ、原宿がないからだろう。
思えば渋谷を目的地としているが原宿も渋谷に行けばほぼ必ず立ち寄る。
地元は高齢者と女を引退したお母さんたちばかりで慢性的な刺激不足に陥っているからだろう。
原宿は面白い。
ここだけ高齢化社会じゃないから。特に。
オフィス街はリーマンだらけ、俺の地元含む弱小２３区は老人だらけ。
どこも似たり寄ったりだが、若者がたまる繁華街は刺激にあふれている。
刺激がないとつまらない。ただでさえ刺激が足りない長時間の散歩をしていると周りの風景や人間くらいは刺激的な方がいいと脳みそは判定しているのだろう。
秋葉は１０年前とは大分変わった感があるけど、オタク成分が必ず存在しているため、それは俺に含まれる成分と似通っているから刺激を得られない。
上野、御徒町あたりも老人成分がある。御茶ノ水は街に浸ったことがないためよくわからないが楽器の街というイメージがある。明治大学も近くにある。
後楽園はどうだろう。デートスポットというのは多々あるけれど俺が思うTHEデートスポットというのはなぜか東京ドームシティーになる。
ここを通るのはある意味竹下通りクラスの抵抗感がある。
北の竹下通り的ポジション。謎のトラウマがあるのかもしれない。
というわけで明日も渋谷を目指している俺がいることだろう。
あと密かに徒歩で等々力渓谷へ行く計画も密かに立てているものの一向に実行する気配がない。等々力渓谷に行くためには渋谷を更に西に進む必要がある。
渋谷超え・・・
渋谷を西に進むとなると地理的に原宿に至れないから計画は実行に移されることはなさそうだ。
ちなみに恵比寿、広尾には去年７月に一回だけ行ったことがある。
