やっと図書館のよくわかんかった傘置き場の傘をロックする仕掛けをマスターした。
手前のでっぱりを指で引いた状態でダイヤルを回すとロック!
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番号覚えとく
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ランダムにする
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覚えた番号にダイヤルを合わすとロック解除!
周りに誰もいなかったので冷静にいろいろ試しているうちにマスター。
マスターできたのも落ち着いて1つの事に集中したからだ。
(この仕掛けがわかっていない利用者が多いのか雨の日のスーパーや量販店に設置されてあるビニール袋も合わせてご利用下さい的なスタンスになっていた。)
落ち着いて1つの物事に集中する。
これができればミスを大幅に減らせる気がする。
今日銀座でビニールと骨が分離した傘を直そうと雨の中歩きながらその直す作業をしているおばさんがいた。
しかし、軒下に避難して立ち止まって冷静に淡々と直した方が合理的だ。
歩きながらだと、「歩く」と「傘を直す作業」を同時にすることになる。
歩いている最中も前方に注意をやらないと人とぶつかる。
脳みその処理が複雑だし、ストレスもたまる。
そのマルチタスクの見返りが僅かな時間の節約だ。
いや、軒下で集中して直したほうがかえって時間の節約になったかもしれない。
とはいえ、俺もそういう人間だった。
でもマルチタスクは分散する。
同時にいっぱい処理しているつもりが全部片手落ち。
結果何も成し遂げられなかった。
そう俺だ。
人間はデュアルコアでもデュアルブレインでもない。
シングルコアの人間の脳みそは一点集中でしか最大限にパフォーマンスを発揮できないのだ。
そのことに気づいたのが30すぎ。
だから図書館に行く。
家だと誘惑(食べ物、音楽、ネット、昔はゲーム)が多すぎてマルチタスク状態になってしまうから。
人がウザイが、まぁ家より作業は捗るようだ。
落ち着いて一つのことに集中した上で、継続して経験値を積み重ねる。
誘惑のマルチタスクさえなければ、今頃人並みのまっとうな生活を送れていたんかなぁ・・・。