クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

冨樫真面目論

 

冨樫義博先生(以下、冨樫)のハンターハンターがまた休載。

10週掲載しては長期休載に入る冨樫をいい御身分だなぁとか、集英社は何してんだとか冨樫仕事しろいう意見もある。

 

しかし冨樫は真面目に仕事をしているんだと思う。

今やってる継承戦も休載期間の間も腰痛の最中死ぬ思いで影で仕事をしていたに違いない。(よくなったみたいだけど)

あれ程の登場人物多数で複雑に入り組んだ構成に整合性を持たせるだけでも綿密な調整が必要だろう。

 

ただでさえ多いモブ全員に名前を設定し、なおかつ一人ひとりに心理描写をつける。更に1~5層まである船内の状況、念能力、一人ひとりの思惑。ものすごい複雑奇っ怪なパズルをあえて自分に課してそれを解こうという壮大なチャレンジをなされている。

 

文字だらけで脱落している人も出始めるだろうが俺は面白いと思っている。船内にはクラピカ、レオリオ、旅団、ヒソカ、イルミ、クラピカの狙いを含むカキンの王子たち、十二支んなどがのっていてそれらがいつどのタイミングでかちあうのかそれだけでも楽しみだ。ただそれが10年後とか冨樫の場合ありえないことではない。のでただでさえ登場人物飽和により進行ペースがありえないほど遅くなっている現在の状況からして今回は20週いってくれるんじゃないかと密かに期待していたが、いつもの冨樫だったのが少し残念だった。

 

個人的には、面白くもないストーリーを毎週コンスタントに提出しているつまらない作品の作家よりも休載しまくりでも面白い作品を提出する冨樫の方がよっぽど誠実であると思う。

 

週刊誌の連載陣が毎週毎日死ぬ思いで原稿を仕上げてきているんだ、なんてさぞその作家になりきったような意見を言う勝手な人達がいるけど、俺は読者であり作家ではない。作家の苦労なんか知ったこっちゃない。作家の道はそいつ自身が選んだ道だし、実力があればそれ相応の対価を得ている。

 

読者視点からすると面白い作品は神でつまらない作品はゴミクズだ。

そして俺のブログもクソだ。

でもそういうコンセプトなんでいいや。

逃げと捉えられるかもしれないが、その通りだ。

 

ハンターハンターは再開を気長に待つとしよう。