クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

まともな人間になりたい

 

言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON

という歌の歌詞があるが、

 

感謝の気持ちも伝えられないこんな俺は Deadly Poison

だと思う出来事がもう10年以上も前にあった。

猛毒って英語でdeadly poisonって言うんだね。調べたら。

 

 

俺は10年位前の7月の暑い日。

俺は両手にPowerMac G3を2台かかえて最寄り駅から家路へと向かっていた。

↓これx2

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出典:ifixit

 

秋葉転売時代。ばらしてパーツ単位で売りさばこうとしたものだ。

ちなみに1台で10kgくらいある。

 

それを両手で持ち帰るには限度がある。

やがて俺は1台ずつ運ぶ。

1台持って数m移動する。

 

残った1台がポツンと置いてあるとこに戻ってそれを運ぶ。

一人バケツリレー。

 

そんな俺を見かねてか日本在住の黒人らしき人が助け舟を出してくれた。

3mくらい離れたところから。

 

しかし俺は無下にも断ってしまった。

ジェスチャーで手を目の前で振る仕草をした。

 

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そしたら↑のような仕草をして去って行ってしまった。

 

 

会話するのが嫌だったし、英語だから・・・

とか面倒くさいとかコミュ障だから・・・

俺は貴方と会話できるようなまともな人間じゃないんだ・・・

日本人とすらまともに喋ったことも無いのに外人と英語でなんて・・・

いきなりハードル高すぎだろ・・・

順序を踏んでから・・・

だから今回は逃げよう・・・

 

 

そんな気持ちで心が暗黒に支配された。

 

疲れていたというのもある。

確かに猛烈に疲れていた。

しかしそんな事は何の言い訳にもならない。

 

俺がジェスチャーをした時に、お気持ちだけで結構です。

ありがとう・・・

と心の中で念仏のように唱えていた。

でもそれじゃ伝わらない。

伝わらないんだ・・・

 

 

俺は未だにその時の猛毒に冒されている。

未だに感謝をまともに言うこともできないし、感謝されてもそれに答える言葉がない。

口ごもってしまい、ありがとうございました。(ボソ・・・)

になってしまう。

30過ぎてこれ。

情けない以前に人として失格だわ。

 

 

他にもある。何れも10年前くらいか。

門仲で自転車に乗っていて財布を落とした時。

拾ってくれた人にまともに感謝の言葉も言えなかった。

 

 

最寄り駅で定期券を落とした時。

俺の名前を○○さん(俺の名字)!と大声で連呼してわざわざ走って駆けつけてくれたメガネっ子がいた。

俺の名前は定期券に書いてあったからそれでわかったんだろう。

俺の名字は2択で間違われるがちゃんとあっていた

 

その娘にもそっけない礼を言っただけだった。

目すら合わすことができなかった。

そして妄想。食事に誘ったらどうだったかなとか後でこねくり回す。

クッソキモい。

まったくもってクソ。虫けら。

 

引きこもりたい・・・

そして実際に引きこもりになった。

 

 

これらの苦い記憶は未だに忘れない。

これからも忘れることもないだろう。一生。

自己嫌悪で自分を消し去りたくなる。

 

まともな人間になりたいというより、人間として最低限をこなせる人間にまずはなりたい。

もうこんな思いをしたくはない。

相手にも失礼だと感じることをさせたくない。

 

だから俺は目の前で人がものを落としたときには迷わず拾うようにしている。

ここ1年くらいだけど。

 

覚えてるやつ↓

・電車でドキュンにケータイがポケットから落ちたことを教えてあげる。

・ベンチに座って眼の前で財布を思いっきり落としたモデルのような綺麗な顔をした娘に落としたことを教えてあげる。

・眼の前のおばさんがパスケースのようなものを落としてそれを拾って返した。

 

 あとは、

・電車で今にも死にそうなば~さんが乗ってきたらノータイムで席を譲る。

・道を聞かれたらわからなくてもグーグルマップで調べるなりして一生懸命がんばる⇢後に相手の時間を無駄に使わせてしまうことが判明。以来わからない時は切ることにした。

 

 

まともな人間に近づこうとはしている。

皆から好かれようとかいい顔されたいとかじゃない。

もうあんな10年経っても頭にこびりつくような苦い思いはしたくないからだ。

 

しかし一歩一歩が小さすぎるし、徹底もしていない。

自転車が横転して困ってる親子は見捨てたし。

 

困ってる人を見かけたら考える前に動く。

これができればおそらくまともだ!

 

そしてカッコいい。

行動イケメン。

 

そんな行動イケメンのほっこりエピソードを前に家族から聞いた。

 

雪の日のバス停で並んでいた時。

横断歩道を渡れずにいる婆さんがいたらしい。

それを目撃した列に並んでいた二人のリーマンがノータイムで婆さんの元に駆けつけ助け出す。

ひと仕事終えたリーマン二人は列の最後尾に並ぼうとする。

それの光景を見ていた周囲の待っている人たちがリーマンたちがもといた位置にリーマンたちを戻す。こっちおいで!といった具合に。

拍手が起こったかどうかは実際に見てないんでわからないが、拍手を送りたい気持ちになりそうだ。

 

行動に惚れる。

イケメンだ。

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