しかし、30過ぎて容姿のコンプレックスで家から出られなくなる男なんて俺くらいだろうな。
女性ならまだしも。
(まだ男なのが不幸中の幸いか)
自慢ではないが俺は実年齢よりも若いと自分で思っている。
見た目が若い。
それは
・長期の引きこもりで日中紫外線に当たっていなかった
(20年窓際に置いておいたミニ四駆のプラスチッキーなケースがちょっと触れただけでもろく崩れさるような状態になっていたときに紫外線の威力を実感した)
・割と健康志向な食生活
・睡眠は必要十分(昼夜逆転してたが)
・酒タバコしない
というようなことからだろう。
と言ってもシワはおでこを中心に目に見えるくらいになってきたし、生え際も以前よりも1cmくらい後退している気がする。
今年も久しぶりに行った大病院で健康保険証を見せると怪訝な顔をされ、受付で呼び出され住所と電話番号を確認されたこともあった。
(勝手に自分の見た目が若いから違和感を感じたのかと思っているが、全く別の理由だったら恥ずかしい)
だから本当は自分のことをオッサンとこのブログでは言っているが、実のところそんなに見た目的にはオッサンだとは思っていない。
だから、必然的に20代の奴らが容姿の比較対象。
そしてそいつらの容姿レベルは当たり前だが、若さ故に中年太りのオッサンとは比較にならないくらい高い。
しかしこれも30代後半、40代となってくるとそう浮かれているわけにもいかなくなってくるだろう。
にしても気持ち悪い。
これじゃあまるでナルシストじゃねーか。
しかし、自分のことを世代相対的に若いとは思っているものの、醜いと思っている。
こういうのなんていうんだろう。
ナルシストは自分がかわいくてしょうがない奴のことを言うが、醜いのが気になって鏡ばっかみている奴はなんていうんだろう。
それにしても俺がコンプレックスを気にして鏡にかじりついている姿を誰かが見たら滑稽でしかたがないだろうな。抱腹絶倒しそうだ。
外見が気になってしょうがない。
でも髪型や服装に頓着がない。
そこに努力をしない。
せめて最低限の努力はすべきなのに。
そうすれば、相対的に弱点の部分が隠れ、紛れる可能性もあるのに。
その努力をしないから引きこもりになるんだろうね。
しかし、もう10年引きこもりなんて無理だ。
さすがに金が尽きる。
それに状況は年齢を重ねる度に悪化していく。
親も後期高齢者に片足を突っ込む。
そうなんだよ。
こんなクソみたいなことで悩んでる余裕なんてないんだよな。
これから面倒くさいことが大量に待ち受けている。
病気になる確率も上昇する。
何をやっているんだ。
デールカーネギーの『道は開ける』で恵まれた面に目を向けるの他に、仕事に忙殺されて悩みを締め出すという方法も書いてあった。
死ぬほど自分を忙しい状況に置いて、悩んでいる暇なんてないくらい働くことで悩みを心から追いやるという方法。
働き盛りの普通の人はそんな感じでコンプに悩む時間が俺よりも全然短いんだろう。
若者特有の病気を30越えのオッサンが患っているといった感じか。
やっぱりどうも人より何もかもが10年遅れてるような気がする。
その10年というのは引きこもり期間と同じでもあるんだよなぁ。