いや~驚いた。
人間が光ってた。
スーパーの乳製品売り場前。
ピンク色の服に白いスカート、できたてホヤホヤの10円玉のような恐ろしく艷やかで美しいブロンズのウェーブのロングヘア。
視界に入った時点で心臓が爆となった。
顔は見ていないが、どうせ美人だろう。
後ろ姿であそこまでの完成っぷりなので、正面も例のごとく隙きの生じぬ二段構えで後ろ姿以上に手抜きのないメイクが施されていることだろう。
しかし、たまにこういうことがある。
1人だけただならぬオーラを放っている女性。
男性では殆どいない。
それこそダヴィデ像のような彫刻顔の長身の超絶イケメン白人くらいだ。
今日は特にスーパーという日常生活の延長の空間で隙き丸出しの女性の中に1人いたもんだから、それこそ舞台の主役にスポットライトが当たっているが如く光り輝いて見えたのだった。
周りの手抜き女性たちは体のいい脇役を本人の意志の預かり知らぬ所で演じさせられていた。
ある。
間違いなくある。
美人オーラ。
女優さんとかも間近で見ると女優オーラなるものを纏い発光しているのだろうか。
本当にびっくりした。
なんという目の錯覚・・・