にしてもどうやって友達ってできるんだっけ?
自然?
最後にナチュラルに友達関係を築いた記憶は中1のころに遡る。
普通に出席番号の近くの人たちと仲良くなった。
そう、
俺も中1まではリア充だったのだ。
それが中2からおかしくなりはじめた。
ちょうど第二次性徴と時期が重なる。
そこで俺の体は子供から大人と変貌をとげ、顔もクリーチャーになった。
中2は暗黒時代だった。
いきなりジャイアンと同じクラスになったからだ。
ジャイアンを取り巻くスネ夫が5人くらいいて、そいつらの餌食になった明るいデブは暗いデブになってしまった。
そんな彼らからしてみたら俺はいじりがいがある存在だったのだろう。
おれはいじられていた。
決していじめられてはいなかった。
おっさんになった今は記憶が美化されているのかもしれないが、俺と彼らはじゃれあっていたのかもしれない。
彼らの中の一人はクラスが別になっても毎日のように話しかけに来てくれた。
よく「あいうえお」って言ってみてと知らないやつらに小馬鹿にされるようなコミュ障のこの俺に。
今考えるとものすごいありがたかった。
互いに腹割って話せる正真正銘の友達になりたかった。
ポジティブな後悔。
私立だったからまだマシだったのかも知れない。
俺が小学生の頃、中学生たちが下校途中に一人の制服の中にジュースを流し込んでいる光景を見かけたことがある。典型的いじめ。
俺が公立に行っていたら、ああなって不登校になって、なれない場合は自殺していたかもしれない。
そう。
基本、運はそこまで悪くないはずなんだ。
ただ、自分に自信がなく、勇気がない。
それで、周りを白けさせてしまったことがいっぱいあったはず。細かいことだが、その数が多い。
もう相当に昔のことなので覚えていないが、その分だけ自己嫌悪を積み重ねていた。
それも自信、勇気を押しつぶしていくのに一役かっていた。
なんという悪循環。チキンスパイラル。
こういう人間がよくもまぁあんな大それたことをしたものだ。(韓国人の件)
そして夢を見る。
あんときは目的の駅にいくために一緒に行動をしただけだったが、さらに一歩図々しくも調子に乗り、いらん勇気を出しちゃって連絡先なんか交換しちゃって、帰国の際はかけつけるよ!今度は韓国を案内してくれや~とか言ったりなんかしちゃって。
実際行くことになったらどうすんだ?やべーこんなことあるんかいな。とか、妄想。
でも想像だけでなんかワクワクしてこかろうか?
韓国の人の場合どうすんのかわからんけど。
夢見過ぎか。