俺的にジョジョ7部はかなり気に入った。より充実のレースパート、大統領戦が少々長い、ウェカピポを妹にあわせてやれや～とか、ワンピースまでになるとお腹いっぱいで腹下すんでそこまではいらないが、もうちょいお涙頂戴要素希望とかいまのままでもいいんだけど、色々注文したくなる。
色々注文が入る（もうちょっとここがこうだったらなぁ）のは俺がハマった証拠（レベルEに書いてあった）であり良作だったということ。
ただ、俺がいいと思ったものを褒めるという時になかなかスラスラでてこない。
なんかウソっぽいのだ。自分の気持ちを文章化した（’とされる）ものが。
作品から受けた感動を文章として伝えたいのに、それがダイレクトに表現できないことにフラストレーションがたまる。
シャムシェイドじゃないけど、正直言いたいことの三分の一も伝えられてない気がする。
ところが、ワンピ。
さっきワンピースの悪口を書いている時は、そんなフラストレーションがたまることなく、実にオレはブログ上で雄弁にダンスを踊っていた。
思うに、
ジョジョ７部は自分の中で大切なものになっていた。
その大切なものを守りながらかばいながら俺の言葉で伝えようとするから、発言内容にも守りの姿勢が出てしまう。
（ただ、７部は駄作と言われようが感性は人それぞれなので特に怒りはない。わかってねぇなぁ～、合わんなぁ～とは思うが）
ところが、ワンピ。一度まともに向き合うどころか、ろくすっぽ読んでないで、とあるエピソードを抜き出して、ああこりゃだめだと決めつけている。
そうじゃないかもしれないのに。（そうかもしれんけど）
我慢して読んだら良さがわかり、皆が建前じゃなく本当に面白いと言っているんだ！と理解できるかもしれない。
そんな可能性もあるのに、自分には合わないな・・・というだけで駄作と決めつける。
（一つのおもんないエピソードを全体に一般化する。そしてきっと全体もだめ→ワンピース＝駄作と決めつける。）
悪い方悪い方に物事を捉えていくのはある意味楽なのかもしれない。
守らなくていいし、むしろ否定で入ってるからけちょんけちょんにしても心が傷まないし、むしろ楽しいし、サディスティックになれる。
これが悪口で筆が進む理由かもしれない。
