クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

ドラマ『あいくるしい』と初めてアキバに行ったときの思い出

 

いつのも如くおっさんの自分語りです。

 

・あいくるしいというドラマ
あいくるしいというドラマをご存知だろうか。
野島伸司脚本のホームドラマで2005年に放送されていたドラマ。
まだかわいかったころの神木くんや市原隼人綾瀬はるかが出ていた。

あつくるしいじゃなくてあいくるしい。

 

いきなりネタバレするけど、この一家の母親が物語の中盤で死んでしまう。
その時に葬式が開かれるんだが、俺は本放送の時にそれを見て号泣した。

 

・HDDが破壊された?

それはストーリーに引き込まれて号泣したんじゃなくて、ちょうど時を同じくしてブラクラみたいなものを踏んじゃってHDDが壊れてしまったから。(今から振り返ると実際は物理的に壊れておらず、WINDOWSファイルシステムが破損しただけの可能性が濃厚)
その時はHDDだけ取り出して別のPCに接続してデータを取り出したり回復コンソールで壊れたDLLファイルを修復したりするともとに戻ることがあることすらしらなかったから、完全にお手上げ状態になり、HDDは死んだものだと思いこんでいた。その時RPGツクールで作った大作も綺麗サッパリ闇に葬られてしまった。

しかも親と共用のパソコンだったんで怒られて凹む。PC早く使えるようにしろと言われてしかたなくクリーンインストール
バックアップも勿論とっておらず、家族にも多大なる迷惑をかける。

そんな時に母親の葬式のシーンをたまたま見たのだ。

 

・お葬式リンク
ドラマの中で起こっていること(身内の死でお葬式)と自分のリアル(HDDのお葬式)が重なってなんかとても泣けてきた。BGMにもやられた。

でも最近ようつべで見たら、竹中直人が「代わりなんていねーんだよ」というセリフで犬が死んだときのことを思い出して別の意味で泣けた。
その時に俺は父親になる!っていう竹中のセリフがあるんだけど、じゃあお前一体今まで何だったんだよって今見返してみると大分突っ込みどころがあるドラマだった。(でも今思うと野島ドラマって粗いなって感じる)

一番気に入っていたゲーム音楽のアレンジも入っていてそれはもうネットのどこにも転がってなくてそれは未だに心残り。記憶の中でしか聞けないから。いつかDTMで再現してやりたいとおもって10年以上経つが実行されず。


・はじめてのアキバ
俺がアキバに初めて電車で行ったのはちょうどその時だった。2005年。
目的はアンチウイルスソフトを購入すること。
ウイルスだと決まったわけではなかったが、当時原因がさっぱりわからなかった俺はすぐにウイルスの仕業だと思い込み、俺以上にPCの知識がない親に吹き込む。
そして10000円渡されてアキバに買いに行くことに。いろんなところを回ったが、高いビルの上のほうに店舗らしくない店舗をかまえていたさくらや(安さ爆発)でノートンを買った覚えがある。
しかし、このノートンは失敗だった。当時のPCはAMDDURONという低スペックなCPU搭載のメーカー製のPC(今思うとメーカー製でAMDは珍しかったかも)だったもんだから、当時から重いと言われていたノートンを入れたらメモリとかがカッツカツになってこれまた親からクレームが入るという泣きっ面に蜂だった。それでも1年間は入れていた。その後AVASTが台頭してきてそっちにシフト。ノートンは1年でお払い箱となった。(1年しか使えないから真の意味でのお払い箱)

 

・今振り返って
当時もし俺にPCの知識が今くらいあったなら、間違いなく安い中古マシン買って起動しなくなったPCからHDD取り出して中のデータを救い出す。もとのHDDは触らない。上書きはしない。
それから打てる手段を打つ。


思えばその時からだった。PCに目覚めたのは。
渦中のPCのCPUクーラーを厳選して組み込んだり(メーカー製で独自規格という制約の中冷却能力を最大限に高められるようなクーラーを探すのは楽しかった。そしてそれもクロックの高いCPUに換装するための事前作業。DURONATHLON XP に換装し、メモリを増設した時の快感ったらなかった。それからPCパーツの転売やらで稼げるようにもなったが、その時の稼ぎも後にすっからかんになったり、別のことで浮上したりして気づけば10年。今は何もやっていない。今後どうなってくんだろうこのクソな人生。とりあえずやけにならないようにしよう。