(3ヶ月くらい前に下書きに置いておいたものをレジ袋有料化のニュースに合わせて放出)
何か小さいもの(ガム、飴、ブラックサンダーetc)をコンビニとかで買う時。
レジの会計時にどうも大抵の人は「このままでいいです」と答えるらしく、オレが「はい」というと店員は一瞬間を置いて袋に入れだす。
この僅かな一瞬の間で【普通の人が選択しない意外な選択をしたのだ】ということがなんとなくわかる。
でもないよりあったほうがいい。
包み紙を放り込んでまとめてあとで捨てられるし、台所の三角コーナー用にも使える。
昨今レジ袋有料の店も増えてきた(来年有料化決定)し、実にみみっちい感情だがちょっと得をしてる気もする。
「袋にお入れますか?」
に対しては
「はい」とか「お願いします」と答えるだけで袋がもらえる。
しかし、
「このままでよろしいでしょうか?」
と言われると「はい」とついつい答えてしまう。
「はい」「YES」はスムーズに通過していく流れのようなものを感じる。
ついつい「はい」と言ってしまうのもその流れに身を任せているのが楽だからかもしれない。
が、「いいえ」「NO」にはそうしたながれをせき止めるパワーがいる。
否定にはパワーがいる。
まぁ「このままでよろしいでしょうか?」と言われたときに袋がほしいと思った場合、「すいませんが、袋いただけませんでしょうか?」と言えば済む話だが、オレは今まで言えたことがない。
言えやしない。言えやしない。
たった数十円ボッチの駄菓子を買った時に袋に入れてくださいとは言えやしない。
なぜ言えないのかわからない。
恥ずかしいとかそういうことからか。