アウトプットは大事だよというようなことをこのブログで言ってきた(言ってる本人自体がやれてない)が、それは人によるとわかった。
- 作者: 高城剛
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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高城さん(ハイパーメディアクリエイターとかつて呼ばれた人)と井川さん(ティッシュ御曹司とかつて呼ばれていた人)の本を読んで立場によると思った。
高城さんは大事なのはアウトプットよりインプットの方で・・・とインプットのほうが大事だと上の本の中で言っていた。同時に社会人はアウトプットで疲弊しているとも言っていた。
井川さん(東大卒・特別背任で逮捕)は刑務所の中で
社会に出てからは、アウトプットするばかりでインプットする時間がまりにも乏しかった。
と今までの人生を振り返っている。
刑務所生活の中では、苦手だった理系知識を補填するためにブルーバックスをよんだり、宗教や古典、近現代哲学についても広く浅く勉強し直し、教養課程でやる勉強をもう一度やり直せたと述懐している。(東大生は駒場東大で2年の教養課程が義務付けられている)
アウトプットが大事とかインプットが大事とかは絶対的なものじゃなくて相対的なものなんだろう。
どっちも大事。
要は中庸を目指しているのかもしれない。
アウトプットに疲弊している人はインプットを求め、インプットに疲弊している人はアウトプットを求める。
いつかこの事の気付き、足りてない方を求めるのかもしれませんね。